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コラム:運用ファーストでいきましょう(第27回) |
2015年以来、4年連続で企画・開催してきたセミナーに、「Webデザイントレンド 解説セミナー」があります。例年、同じ内容で2~3回を開催するほど多くのお申し込みをいただいているのですが、今年も例外ではなく、ただいま4月の第3回への参加者を募集中です(お席はあと10席程度を残すのみ、第4回の開催は予定しておりません)。
2018年のWebデザイントレンド 解説セミナー
Webデザインの流行り・廃りを皆さんにお話しすることを年末年始、あるいは年度の初めの恒例行事にできたら素敵だな、との想い(野望?)を抱いて開始したこのセミナー。前半は私が英語圏におけるトレンドを中心にお話しし、後半はアートディレクターの遠藤が特定のトピックスを掘り下げる構成を踏襲してきましたが、皆さまからのご支持のおかげで、だいぶ板に付いてきた感があります。
今年の後半については、遠藤自らコラムで概要をご紹介していますが、前半の私のパートでは、多くのトレンドに触れる中でも特にデザインシステムについて時間を割いています。以前からデザイン上の仕様やその背景にある趣意などを体系化し、文書化する取り組みは多くありますが、近年ではデザインツールの進化と共に、より充実した内容をシステムとしてまとめる動きが盛んです。
「2018年のWebデザイントレンド 解説セミナー」のご案内
なぜ「いま」デザインシステムなのか……そこにはさまざまな解釈があるようですが、私なりの仮説としましては、デジタル技術の進化に伴い顧客(ユーザー)接点が急速に多様化した結果、Webやアプリといった個々の接点、つまり個々のインターフェースにおいて一貫したブランドメッセージやユーザビリティといった品質を担保しつつ、時代と技術の変化にデザインを呼応させ続けるためのツールとして、デザインシステムの必要性や重要性が高まっているのではないか、と思います。
サービス名にこそデザインシステムという言葉を使っていませんが、皆さまのWebサイトの運用業務を支える一種の基盤として、当社では以前よりデザインガイドライン制作サービスを提供しております。上述の理由の他にも業務効率化、ガバナンス強化といった効果が、ガイドラインの制作と運用を通じて期待できます。
運用を続けるうち、いつの間にかサイト内でトーン&マナーがバラバラに……あるいは、どの見た目が正解か分からなくなってしまった……そんなお悩みをお持ちのWeb担当者の方は是非、お気軽に当社にご相談ください。
デザインガイドライン制作
(取締役社長 木達)