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コラム:運用ファーストでいきましょう(第34回) |
去る8月28日、Web広告研究会の月例セミナー「サイトマネジメントを侮ってはいけない! ~2020年に向けて押さえておくべきWeb担当者が取り組むべき課題~」に、私はファシリテーターとして登壇させていただきました。
月例セミナー「サイトマネジメントを侮ってはいけない! ~2020年に向けて押さえておくべきWeb担当者が取り組むべき課題~」
同研究会のサイトマネジメント委員会でご一緒させていただいている4人のWeb担当者の皆様に、サイト運営にまつわる昨今の課題や、各社が取り組んでいらっしゃる対応策などについて、ざっくばらんにお話を伺うという企画・イベントでした。
途中休憩を挟みつつ、たっぷり2時間をフリートーク形式で進行。大きくは「異常気象の連鎖で考える緊急時の対応」「ビジネス環境の国際化」「ユーザーの多様化と配信環境の変化」「サイトマネジメントの推進」という4つのテーマに分けて、お話を伺いました。
そこで改めて、Web担当者の皆様に求められる知識やカバーすべき業務内容の広がりを認識したほか、当社のように受託の立場からWeb担当者の皆様を支援する側にとって、Webコミュニケーションに関する高い専門性と豊富な経験のみならず、個客のビジネスに対する深い理解がどれほど重要かを再確認した次第です。
当社は経営理念に「Smart Communication Design Company」、高い技術でコミュニケーションを創造・改善し、世界に貢献することを掲げています。そこにある「技術」の2文字は、決してWebの技術だけを意図したものではなく、より広範な技術を包含している認識であり、中には上述の「個客のビジネスに対する深い理解」に必要な技術も当然含まれます。
当コラムのタイトルにも流用しているスローガン「運用ファースト」もまた、個客ビジネスへの理解なくして成り立ちません。その理解度には、受託の立場ゆえの限界があるかもしれませんが、それを踏まえてなお当社の強みをいかにして発揮し、Webプロジェクトの成功、ひいてはお客様のビジネスに貢献するか……これからも考え、また具体的な取り組みを進めていく所存です。
Web広告研究会のサイトにいずれ、セミナーのレポート記事が公開されると思います。公開の暁には当コラムでお知らせしたいと思いますので、セミナーの内容に興味・関心をお持ちになった皆様は、今しばらくお待ちください。
(取締役兼CTO 木達)