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コラム:運用ファーストでいきましょう(第35回) |
先日、CSS Nite LP58「Coder's High 2018」というイベントに登壇させていただく機会がありました。CSS Niteとは、CSSに限らずWeb制作全般に関するトピックを取り上げるセミナーイベントのことで、2005年のスタート以来、全国でのべ600回以上も開催されています。比較的長くWebに業務で関わっていらっしゃるなら、たとえ参加経験がなくともCSS Niteという名前には聞き覚えがあるのではないでしょうか。
私は2005年(Vol.3)、2006年(Web標準の日)、2007年(Web標準の日々)と、かつて3年連続でCSS Niteに登壇させていただきましたが、その後しばらく機会がなく、LP58は実に11年ぶりの登壇となりました。その点では個人的にとても感慨深いものがありましたし、当日はやや緊張もしました。
CSS Nite LP58「Coder’s High 2018」(2018年9月29日開催)
私はイベントの最後に「UI開発者の生存戦略」と題したクロージングトークを担当。変化の著しいWeb業界において、どうにかこうにか21年間も生き延びてきた立場から、この先も続くであろう変化の荒波をどうすれば乗り越えられるか、ちょっとしたアドバイスをさせていただきました。
そのアドバイスとは、題名に「UI開発者の」とあるように、コーディング業務を担う方々に向けたものですが、しかし変化の荒波に日々もまれている点で立場を同じくされているWeb担当者の方々にも、きっと参考にしていただけるのではないかと思います。
具体的には、表層的な変化に振り回されないよう大局観を養いましょうということ、また解決すべき課題を正しく捉えるため常にユーザー(人間)にフォーカスして考えましょうということの2点です。いずれも、Webサイト運用の現場で求められるスタンスでもあると自分は考えます。あいにく字数の関係で、本コラムでこれ以上詳しく内容をご紹介するわけにはいかないのですが、ご興味があればビデオ参加(有料)をご検討ください。
CSS Nite LP58「Coder’s High 2018」 | CSS Nite
追伸:前回、第34回のコラムで触れたWeb広告研究会の月例セミナーについてですが、レポート記事が9月27日に同研究会のサイトに掲載されました。是非ご覧ください。
「企業サイトに災害時のお知らせはいつまで載せる? 若手はどう育てたらいい? ベテランWeb担当者が語った悩みと課題」2018年8月28日開催 月例セミナーレポート
(取締役兼CTO 木達)