1 |
コラム:運用ファーストでいきましょう(第39回) |
去る2月1日、新サービス「スマートスピーカー(VUI)対応アプリ開発」をリリースしました。
スマートスピーカー(VUI)対応アプリ開発
サービス名にあるVUIとはVoice User Interfaceの略語で、声で操作するインタフェースのこと。平たくいえば、スマートスピーカーで利用できるアプリを企画・開発・運用します、というサービスです。ちなみにスマートスピーカーに関連して、先行してリリースしたサービスが別にあります。
音声AIチャネル創出プログラム for Amazon Echo
上記のサービスがシステム開発を中心に据えているのに対し、今回リリースした新サービスは、インタフェースの設計・実装を中心に据えています。両サービスを組み合わせてご活用いただくことにより、スマートスピーカーやVUI搭載家電から既存のWebコンテンツ資産をアクセス可能にし、ユーザーに新たな利便性を提供することができます。
残念ながら日本におけるスマートスピーカーの普及率は、高くありません。昨年10月にMMD研究所が発表した「スマートホーム関連製品に関する調査」によりますと、認知度こそ半数を超えているものの、利用経験は5%にも満たない結果が出ています。スマートスピーカーを購入しているのは目下、イノベーター理論でいうところのアーリーアダプター層と考えられます。
そのいっぽう、アメリカに目を移すと、RBC Capital Marketsのレポートによれば、スマートスピーカーの世帯普及率は昨年41%に達したとのこと。おそらく日本においても今後VUIの利便性が、VUI自体のさらなる進化とともに受け入れられていくものと確信します。そうした未来に向け、本サービスにご興味・ご関心をお持ちの方は是非、お気軽にお問い合わせください。
なお、本稿執筆時点ではAlexaスキルのみのご提供とさせていただいていますが、遠からずGoogle アシスタント向けアプリについてもサポートの予定です。
(取締役兼CTO 木達)