「継続は力なり」とはよく聞かれますが、本コラムは60回目の掲載を迎えました。ちょうど丸5年、毎月のメールニュース冒頭を飾らせていただいてきたことになります。今日初めて読むという方も、初回から毎回読んでいるという方(いらっしゃって欲しい……)も、お読みいただきありがとうございます。
昨今の私の関心事は、いつ終わるとも知れぬウィズコロナの時代にあって、企業は今後どう変わるのか、またそれを踏まえWebデザインはどう変化するのかです。先週開催のミツエーカンファレンス2020「ウィズコロナ時代のミカタ」において、まさにそういうテーマのお話をさせていただきました。
ミツエーカンファレンス2020「ウィズコロナ時代のミカタ」
このテーマで注目しているのが、来夏に予定されている世界経済フォーラムの年次総会。ダボス会議という名前でご存知の方も多いかと思います。2021年のテーマは「グレート・リセット」……回復力ある経済や社会を新たに構築しようというものです。
「グレート・リセット(The Great Reset)」ツイン・サミット形式で2021年に始動
グレート・リセットには賛否両論ありますが、古くはCSR(企業の社会的責任)に始まりCSV(共有価値の創造)、ESG(Environment、Social、Governance)経営、そしてSDGs(持続可能な開発目標)という流れからしますと、Webサイトの構築・運用においても今後は持続可能性をはじめとする社会課題への貢献や、高い倫理観が求められるようになると考えています。
来年1月に予定している「2021年のWebデザイントレンド 解説セミナー」でも、そのような予測をお話しするかもしれません。その場合、必然的にミツエーカンファレンスでの講演と一部内容が被ることになりますので、悪しからず。
2021年のWebデザイントレンド 解説セミナー
(取締役兼CTO 木達)
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