聞くところによると、今年の桜の開花は全国的に平年より早いそうですね。新型コロナウイルスの影響から、既にお花見には自粛ムードが漂っているのが残念です……もとより花粉症が酷く、外に長時間いられない私は、もう何年も前から自粛していますが。
ところで毎年2~3月の時期になると、Webグローバリゼーション・レポートカードの最新版がByte Level Research社より発行されます。つい先日、その2021年版が発行され(通算17回目の発行)、ベンチマークの対象となった150サイトの上位25サイトが明らかになりました。
2021年版Webグローバリゼーション・レポートカードが選んだ上位25サイト
個々のグローバルサイトがサポートしている言語の種類だったり、デザインやナビゲーションでどれぐらい一貫性を担保しているかといった指標により、総合的に順位付けがなされるのですが、読者の皆さんもよくご存知のブランド名が多く見受けられると思います。ちなみに昨年は
2020年版Webグローバリゼーション・レポートカードより上位10サイトを発表
にあるような結果でした。両者を比較しますと、今年の上位3サイト(Wikipedia、Google、Nestle)はいずれも昨年の時点で上位にランクインしており、Webグローバリゼーションの観点で優れた「強豪サイト」と言えそうです。個人的には、昨年3位だったMicrosoftが今年は10位と後退している点が、興味深いと思います。
おそらく例年同様、2021年版のレポートカードの内容が、今後徐々に公開されると思いますので、グローバルサイトを担当されている方もそうでない方も、ぜひ「Global by Design」日本語版にご注目ください。
「Global by Design」日本語版
(取締役兼CTO 木達)
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