この時期、通勤中の楽しみといえば、紫陽花が咲いているのを見つけてはスマホのカメラに収めること。年間を通じてそういう趣味を嗜んでいるわけではなく、なぜか桜と紫陽花の花だけは、写真を撮りたくなります。ちなみに色や形のバリエーションが豊富なほか、すぐに散らないぶん長く愛でることができるため、桜より紫陽花のほうが好みです。
さて、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が注目されて久しいですが、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった昨年からは特に、猫も杓子もDXを語っているかのような印象すらあります。コロナ禍が情報技術の活用を広く社会的に後押しした結果と理解しているものの、あまりにも頻繁に目にするが故に、個人的にはDXという言葉にやや食傷気味です。
そんな私が、DXに代わって……というわけでもないのですが、注目している言葉が「SX」。これはサステナビリティ・トランスフォーメーションを意味し、経済産業省の設置した「サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」での取り組みが発端となって知られるようになった言葉と認識しています。
サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会
同検討会によれば、SXとは「企業の稼ぐ力とESG(環境・社会・ガバナンス)の両立」のこと。企業におけるCSR、ひいてはCSVそしてSDGsへの取り組みをモダンに表現した、とも言えそうです。脱炭素をはじめとする社会課題に対し本業を通じ取り組む必要性を表現している点で、サステナブルWebデザイン ソリューションとの親和性を強く感じます。その点は、いずれ当社Webサイトのほうのコラムで深掘りしたいと思います。
サステナブルWebデザイン ソリューション
(取締役兼CTO 木達)
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