インターネットには厳密な意味では国境はないと思いたいところですが、中国のグレート・ファイアーウォール(ネット検閲システム)に代表されるような、仮想の国境を作る国が増えています。そうした状況は、破片を意味するSplinterとInternetを組み合わせた造語、「スプリンターネット」と呼ばれ、各国のインターネットに対する向き合い方、スタンスの違いが反映された結果と解釈できます。
そして目下、ウクライナとロシアの間で、このスプリンターネットがもたらす負の影響が急速に深刻さを増しているように感じます。インターネットは人類が初めて作り上げた地球全体をつなげることができる1つの空間です。「国境のないインターネットを守りたい」、当社CTO木達のコラムをぜひご一読いだだき、あらためて考えていただける機会としていただけましたら幸いです。
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