英語圏では数年来のトレンドと認知されている「デザインシステム」。技術系雑誌で特集が組まれるなど、国内でも着実に注目されつつあるようです。そもそも、デザインシステムとは、組織に固有のデザイン原則などを書き起こしたドキュメントと、そのデザインを実装する際に開発者が使用する便利なリソース(UI部品の一覧やテンプレートなど)から構成される仕組みを表します。デザインシステムを用いることで、属人化を防ぎながら、一定の品質を保ったデザイン運用を行うこと可能となるといったメリットがあり、導入する企業が増えています。
Webで公開されているものもあり、それらをながめると一見、簡単に作れそうと思われたり、便利そうだからとりあえず作ってみるか…とお考えになられたご担当者様は、少しお待ちください。制作を進める前に、まずはその「必要性を検討すること」からはじめていただきたいのです。
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