ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 2.0への標準対応の開始について
株式会社ミツエーリンクス(東京都新宿区、代表取締役・髙橋 仁、以下ミツエーリンクス)は、制作物のさらなる品質向上を目的として、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 2.0への標準対応を行なうことを決定いたしました。
国内では本年、WCAG 2.0を含む形でJIS X 8341-3(ウェブアクセシビリティに関する日本工業規格)が改正される予定です。
そこで、今後ますます高まるウェブアクセシビリティの重要性に配慮して、新規に構築するWebサイトに関しましては、WCAG 2.0 適合レベル Aでの対応を進めてまいります。
なお、WCAG 2.0は2008年12月に勧告として公開済みです。
Webサイトの構築におけるアクセシビリティの確保については、官公庁をはじめとした公的機関やインフラなどを扱う大企業を中心として、以前より重要な一要素として対応が求められてきました。近年では、若年層から高齢層までインターネットの利用者層が拡大してきたことや、携帯電話に代表されるPC以外のさまざまな閲覧環境からのアクセスが増えてきたことから、一部のサイトだけではなく、広く一般的なものとなりつつあります。
ミツエーリンクスでは、顧客企業様のご要望にお応えすべく「Webアクセシビリティソリューション」としてアクセシビリティ向上施策を行なっておりますので、今回の標準対応による基本レベルの向上はもちろんのこと、さらに高いレベルのご要望にも対応してまいります。
対応開始日
2010年4月1日
WCAG 2.0 適合レベル Aとは?
Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0は、Web技術の標準化を行なう団体であるW3C (World Wide Web Consortium) 内の組織で、アクセシビリティに関する活動を行なうWAI (Web Accessibility Initiative) の活動の一環として作成された、Webコンテンツをアクセシブルにするためのさまざまなガイドラインをまとめた文書です。
同文書には、適合するための達成基準にA、AA、AAAと3つのレベルが設定されており、その中でもAは適合の最低レベルであり、もっとも基本的なアクセシビリティを確保するために必要なレベルです。
JIS X 8341-3とは?
JIS X 8341-3は、正式名称が「高齢者・障害者等配慮設計指針 −情報通信における機器・ソフトウェア・サービス − 第3部 ウェブコンテンツ」である、2004年に制定された日本国内初のWebコンテンツのアクセシビリティに関する公的な規格です。
株式会社ミツエーリンクスについて
ミツエーリンクスは、1990年というIT分野の黎明期ともいえる時期から、ITビジネス支援事業としてデジタルコンテンツを中心としたユニークなサービスを展開、数多くの実績を誇る国内屈指の「インフォメーション・インテグレータ」です。企業に求められるさまざまな要件について、顧客企業様の経営戦略に基づくコンサルティング、マーケティング、分析、プランニング、設計・構造化、デザイン、制作、大規模アプリケーション開発、顧客コミュニケーションの計画・展開およびサイトの運用・保守にいたる包括的なサービスを提供しています。これらのサービスは当社独自の方法論に基づいて提供されます。これによりすべてのサービスの有機的な統合、一貫性を保持したプロジェクト・マネジメント、プロジェクト・リスクマネジメント、ユーザビリティ・マネジメントを実現可能にしています。
ミツエーリンクスは、次の国内外規格の認証を取得しています。
- 品質管理の国際規格 ISO9001
- 環境管理の国際規格 ISO14001
- 情報セキュリティ管理の国際規格 ISO27001/ISMS
- プライバシーマーク制度
- CMMI(Capability Maturity Model Integration)レベル2 達成
また、次の国内外規格に準拠しています。
- 苦情対応マネジメントシステム国際規格 ISO10002
- 人間中心設計(ユーザビリティ)の国際規格 ISO13407
- 労働安全衛生マネジメント規格 OHSAS18001
弊社についての詳細は、以下のWebサイトよりご覧いただけます。
ミツエーリンクスWebサイト:http://www.mitsue.co.jp/
〔商標〕
記載されている会社名、製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
問い合わせ先
株式会社ミツエーリンクス
広報担当
野中 太郎 (ノナカ タロウ)
TEL:03-3344-7470
FAX:03-3344-7402
e-mail:release@mitsue.co.jp