セミナー「スクリーン・リーダーで学ぶWebアクセシビリティ」に登壇しました
アクセシビリティ・エンジニア 大塚こんにちは。アクセシビリティ・エンジニアの大塚です。
少し日付が空いてしまいましたが、10月16日に、セミナー「スクリーン・リーダーで学ぶWebアクセシビリティ」がオンラインで開催され、講師の1人として登壇させていただきました。本エントリーでは、私が当日に発表した内容と、初めてセミナーに登壇して感じたことなどを簡単にまとめたいと思います。
なお、セミナーの詳細や、参加いただいた方からの質問への回答はセミナー開催レポートに記載されていますので、併せてご覧いただければと思います。
今回のセミナーは、90分行われ、当社CTOの木達と私の2名が登壇しました。まず冒頭に木達からスクリーン・リーダーの概要や、各種スクリーン・リーダーの紹介が行われました。その後、私がWindowsやiOSを実際に操作し、スクリーン・リーダーの基本的な使用方法や音声を使った情報取得の特徴についてお伝えしました。また、スクリーン・リーダーを使ったWebサイトの閲覧についてもデモを行いながら、閲覧しやすいと感じるポイント、逆にしづらいと感じるポイントなども併せてご紹介しました。
セミナー当日を振り返ると、今回が初めての登壇ということもあり、緊張していたということが一番の感想です。また、これまでオンラインでPCやiOSを操作するデモを行ったことがなかったため、リハーサルは行っていたものの不安に感じていましたが、社内関係者のサポートもありスムーズにデモを進めることができ、ほっとした場面もありました。
終了後には、参加いただいた方から「それぞれのスクリーン・リーダーの違いを知ることができた」「マークアップする際に気を付ける点を知ることができた」といった感想をいただき、デモを通じて伝えたかった内容を伝えられたのではと、手応えを感じることができました。
しかし、デモの時間を多くとりすぎてしまったため、当日に予定していた質疑応答の時間をとることができず、参加いただいた方からの質問にその場でお答えすることができなかったことが心残りです(繰り返しにはなってしまいますが、セミナー中にいただいた質問については、記事の冒頭に記載したセミナー開催レポートにまとめられています)。
初めてのセミナー登壇でしたが、幸いなことにおおむね好評をいただくことができ、とてもうれしく感じていますが、当日を振り返ると反省点も多くあります。今後は、私自身Webアクセシビリティに関するものなど、興味のあるセミナーに積極的に参加し、わかりやすく伝えるための内容の構成や話し方を自分なりに見つけ、発表などに活かしていきたいと考えています。