社内向けイベント「GAAD的な何か」
エグゼクティブ・フェロー 木達1つ前の記事、State of HTML 2023にみるアクセシビリティの現状と同じく先月の話で恐縮ですが、社内向けにイベント「GAAD的な何か」を開催しました。
GAADとは、Global Accessibility Awareness Dayの略語であり、5月の第3木曜日がその日です。デジタルアクセシビリティにまつわるイベントが、国内外で多く開催される日であります。
GAADにかこつけて、当社でも何かしらイベントを開催したいと思いつつ、諸般の事情で見送らざるを得ない年が続いていましたが、準備ほぼゼロで実現できる範囲で今年こそ何かやろう!ということで開催したのが「GAAD的な何か」です。
内容は、本アクセシビリティBlogの著者の一人である中村(直)さんと私の2名による対談で、以下の7つのテーマそれぞれについて自由気ままに語りあいました。
- 最近の案件ってどうよ
- 最近のアクセシビリティ界隈ってどうよ
- 初心者が取るべき第一歩
- ライブリージョンってどうよ
- それぞれのシフトレフト
- オススメ学習法
- アクセシビリティを盛り上げるには?
デジタルアクセシビリティへの取り組みには比較的長い歴史を持つ当社とはいえ、アクセシビリティへの興味・関心や理解度は、当然ながらまちまちです。今年4月に入社したばかりの新卒新入社員の方にも、10年以上の社歴のある制作者の方にも聞いていただける想定で、上記のテーマを選びました。
あくまで社内向けのイベントですから、個々のテーマでどんな話が飛び出したかは、本稿では触れません。感想としては、クローズドな環境だからこそ語れる内容であったり、話しやすさというのを再発見することができ、開催して良かった思いました。これからも、できれば2〜3カ月に1回くらいの頻度で、こうした社内向けイベントを開催していけたらと思います。