Japan Night VIII - 東京セミファイナルに行ってきて
10月3日(土)に、大和コンファレンスホールで開催されたJapan Nightに行ってきました。
2010年から始まったJapan Nightは、日本のスタートアップがシリコンバレー現地で活動する企業家や投資家の前で自社アイテムをピッチする世界最大級のピッチイベントです。
gengoやchatwork、WHILL、Ring、FOVE、AgICなどのシリコンバレー進出の足掛かりになったこのイベントは、今回で8回目になります。
5つの選定基準(Technology/Business Model/Value to Users/Pitch Skill/Global Growth Potential)をもとに、67社から始まった1次予選で12社に絞られて、セミファイナル予選で残った5社がサンフランシスコで行うファイナル決勝に進むことができます。
ファイナル決勝が決まった5社
SPACEMARKET
「球場からお寺まで」というキャッチコピーで、世の中にあるユニークな空間を1時間単位でレンタルできるスペースマーケットです。
Comic English
探偵ストーリー、ミニゲームやパズルのようなゲーミフィケーション要素を英語の学習に取り入れたコンテンツです。
HiNative
外国語や語学、他国の文化についての質問をネイティブスピーカーが答えしてくれるQ&Aサービスです。
Colavi
ユーザがスマホやカメラで撮影した動画をアップロードすると、専門のスタッフが必要に応じて翻訳・編集してくれるサービスです。
Drivemode
運転中にも簡単で安全にスマートフォンを操作して必要な情報にアクセスできるUIを提供するアプリケーションです。
最後に
「Silicon Valley in Japan(日本に進出したシリコンバレー企業)」という先輩スタートアップが行うパネルトークセッションに参加したPinterest社のSadakuni氏は、"グローバル企業になるためには様々なタイプの英語学習を続けることと、自社アイテムが世界(そのアイテムを利用するユーザ)をどのように変化させるか(メリットを与えるか)を中心に説明することが最も重要だ"と語りました。
スタートアップとして成功した先輩たちのアドバイスと、これから始まる後輩たちのアイテムを提案する今回の場を通して、彼らの情熱が感じられたことと、自分が勉強すべき部分についてのヒントを得ることができました。