Comcast:求職者がTwitterで質問しやすくする
アメリカのケーブルテレビ大手Comcastは、採用サイトで担当者直通の問い合わせ先を掲載しています。
(この記事は、2020年4月28日に公開された記事「BC tip: Comcast - Encouraging jobseekers to tweet questions」の日本語訳です。)
The Site(実際に行われたこと)
Comcastは自身の採用サイトで、全ページのフッターのすぐ上に「質問はありますか? 常時オンラインで対応できます」という一文を掲載しています。
この見出しの後には「FAQをチェックするか、SNSで@ComcastCareersとつながってください」というキャプションが続きます。
そして、このキャプションには求職者向けFAQページへのリンクと、採用情報のTwitterアカウントへのリンクが含まれています。
Comcastは、このTwitterアカウントに投稿された求職者からの質問に、定期的に回答しています。
The Takeaway(ここから得られる知識)
Comcastは 採用コンテンツで、求職者が担当者に連絡する方法を、直接的かつ目立つ形で提示しています。
これには2つの利点があります。1つは、すべてのユーザーにオープンな社風を印象づけられること。もう1つは、応募書類や採用プロセスについて知りたい求職者が質問しやすくなることです。
FAQページへのリンクと併せて、人事担当者の連絡先を掲載することも、賢明な方法といえるでしょう。なぜなら、こうすることで人事担当者が同じ質問に何度も回答する必要がなくなるからです。
企業のWebサイトとSNSの役割は、競合するものではなくお互いに補完するものです。このComcastのやり方は、そうした組織的な企業コミュニケーション戦略によるメリットを、明確に示しています。
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