PepsiCo:CSRポリシーやスタンスを用語集に
(この記事は、2020年1月21日に公開された記事「PepsiCo : Glossary of CSR policies and positions」の日本語訳です。)
アメリカの大手飲食品メーカーPepsiCoは、社会・環境・ガバナンスのさまざまな問題に関する活動と見解を、A-Zガイド(用語集のようなリスト)として公表しています。
The Site(実際に行われたこと)
PepsiCoのWebサイトにある「SUSTAINABILITY」カテゴリーには、「Environmental, Social and Governance Topics」というコンテンツがあります(上のスクリーンショットを参照)。
ここでは、CSRに関するキーワードが「Agriculture(農業)」から「Water(水)」まで、アルファベット順に並べられ、パネルをクリックすることで展開します。
展開したエリアでは、それぞれのキーワードにまつわる問題に対しての、PepsiCoの目標や優先順位、取り組みを明確に表したテキスト情報を掲載しています。
併せて、関連するPDFドキュメントや「関連トピック」へのリンクも用意されています。
The Takeaway(ここから得られる知識)
AからZまでを網羅する用語集は、CSRトピックに対する会社のポリシーやスタンスを、Webサイトの訪問者へわかりやすく伝えるための、シンプルかつ効果的な仕組みです。
PepsiCoは、それぞれの問題に対する概要、詳細情報へのリンク、PDFによるポリシー文書を公表したことで、博学なWebサイト訪問者とCSRの専門家の両方に好まれる可能性が高まりました。
中には、内容が乏しく見えるキーワードも含まれています。たとえば「Responsible Research」は、2つの文章のみで構成されていて、ダウンロードもリンクもありません。
しかし、全体を見れば、他の企業が自社のWebサイトで、採用を検討するべきアプローチであることは確かです。