GSK : 求職者のコロナに関する懸念に対処する
世界有数の製薬企業GSKは、Webサイトの採用カテゴリーで新型コロナウイルスに対する取り組みを掲載し、コロナ禍においても求職者の注目を集めています。
(この記事は、2021年2月9日に公開された記事「BC Tips : Addressing jobseekers' Covid concerns」の日本語訳です)
The Feature(特筆すべきこと)
イギリス・ロンドンに本社を置く製薬企業GSKは、Webサイトの採用カテゴリーで、新型コロナウイルスの世界的大流行に向けた対応を紹介しています。
このページでは、求職者に採用活動の継続を知らせるだけではなく、GSKのオンライン選考の採用プロセスと、それを案内する実用的なヒントを提供しています。
加えて、求職者に安心感を与えるため、GSKが患者や従業員の安全確保を目的として、自治体の指示に従いながら、世界的な新型ウイルスとの戦いに貢献していることを説明しています。
The Takeaway(ここから得られる知識)
私たちが、多くの企業や組織によるコロナ関連の情報発信ページを見てきた中でも、GSKのコロナ関連ページは特に優れた例だといえます。
一般的な新型コロナ情報ページと採用ページのコロナ情報がリンクされているとさらに効果的です。これは、一般的な新型コロナ関連情報ページは、サイトのヘッダーで目立つように広告されており、求職者がより簡単に見つけることができる可能性があるためです。
現在、多くの企業がWebサイトに、新型コロナウイルスに関する情報発信ページを設けています。しかし、新型コロナウイルスの世界的大流行が続く中、各企業のデジタルマネージャーは、特定ユーザーに向けたコロナ関連情報ページの設置を検討すべきです。
GSKでは、新型コロナウイルスが採用に与える影響について、求職者の疑問に直接答えています。このことは、GSKが求職者のニーズを重要視していることを示す、強力なメッセージとなっています。
このページは応募者を引き付け、採用に関する人事部への質問を減らすことでしょう。