Google Chrome 56 から、position: sticky;のフラグなしサポート開始
UI開発者 渡邉Google Chrome 56から、position: sticky;
がchrome://flags/で「試験運用版のウェブ プラットフォームの機能」フラグを有効にしなくても使えるようになります。
これまで利用できなかった新しいCSS機能が利用できるようになることは、とても喜ばしいことですね。
以前までは、Mozilla Firefoxでは有効、Apple Safariでは-webkit-プレフィクスつきで有効という状況でした。
Microsoft Edgeでは、現在開発中です。
IE11未満では使用できないため、fixed-stickyやstickyfillといったPolyfillライブラリを用いて、擬似的に実装する必要があります。そのため、まだposition: sticky;
は、Polyfillライブラリの力を借りなければ、案件に耐えうる状態ではないといえるでしょう。
とはいえ、新仕様は着々と実装されてきています。その動向を、逐一追いかけていきたいと考えています。