Promise.allSettled()がStage4になりました
リードUI開発者 宇賀みなさんこんにちは!UI開発者の宇賀です🍣🍵
先日はJapan Accessibility Conference vol.2へ一般参加してきたので、アクセシビリティ的なお話をしようかと思ったのですが、別途参加レポートがアクセシビリティBlogにて公開されておりますので気になる方はそちらをご覧ください😉✨
今回はPromise
周りで新しいニュースが飛び込んできましたので、それに関するお話です🤝。
Promise
といえば、通常同期的(1つの処理が終わるまで次の処理へは進まない)なJavaScriptにおいて、非同期的な処理を行う時によく登場するキーワードですね。
複数のPromise
が解決するのを待つ方法(Promise combinators)に、いくつかのメソッドが存在します。
メソッド | 説明 | 備考 |
---|---|---|
Promise.all() |
受け取ったすべてのpromise が成功されるのを待つ |
|
Promise.allSettled() |
受け取ったすべてのpromise が成功失敗に関わらず解決されるのを待つ |
Stage 4 |
Promise.race() |
受け取ったprimise のうち、どれか1つが成功失敗に関わらず解決されるのを待つ |
|
Promise.any() |
受け取ったprimise のうち、どれか1つが成功するのを待つ |
Stage 2 |
JavaScriptもといECMAScriptにもW3Cの勧告プロセスのような標準化プロセスがありますが、この度allSettled()
が最終段階のStage 4となりました!
Google Chromeでは76から、Firefoxは68、Safariは13から実装されているようです!
https://v8.dev/features/promise-combinators#promise.allsettled
JavaScriptは、日々どんどん使いやすく便利になっていきますね!今後の動向もしっかり見守っていこうと思います!