「No Tofu(豆腐ゼロ)」の略語としてのNOTO
(この記事は、2016年11月28日に公開された記事「NOTO, as in No Tofu」の日本語訳です。)
はじめに言っておきますが、私は豆腐が大好きです。
しかしPCの画面上でそれを見るとなると、そうも言ってられないものです。
以下の画面キャプチャで2カ所に見られる「豆腐のような形をした」オブジェクトは、適したフォントが見当たらなかったことを示しています:
10年ほど昔、つまりフォントが個別の文字集合と厳格に紐づけられ、またコンピューターが非常に限られた数のフォントファミリーしかインストールされずに出荷されていた頃、この豆腐は今よりずっと大問題でした。今日、コンピューターや電話機には、素の状態でかなりの数の言語を表示できるシステムフォントがプリインストールされています。
それでもなお、Webサイトがより多くの言語をサポートするにつれ、全世界に完璧に対応できるフォントへのニーズは高まる一方でしょう。
そういうわけで、Googleが世界中の言語をサポートすべくオープンソースのフォントフェイスに投資しているのは、朗報と言えるでしょう。
このフォントファミリーは、NOTOと呼ばれています(「No Tofu(豆腐ゼロ)」の略語のよう)。
パッケージには100を超える数のフォントウェイトが含まれ、容量は470MB超です。
代わりに、どの言語なり書体をサポートするか選択することもできます。
この記事は多言語視力検査表(Multilingual Eye Chart)の宣伝のために書きました。
Information
著者が運営するBlog「Global by Design」の日本語訳を手がける、当社スタッフが監訳した書籍です。Web担当者はもちろん、Webデザイン/サービスのデザイナーやアプリ開発者など、幅広く役立てていただけます。
グローバルビジネスを支えるWebサイトにグローバルスタンダードな品質を提供する、各種サービスをご紹介します。