Amazonがアメリカ国内向けにスペイン語をサポート、同時に地球のアイコンを採用
(この記事は、2017年3月10日に公開された記事「Amazon embraces the globe icon as it launches Spanish support for US shoppers」の日本語訳です。)
私が最初にAmazonのスペイン語サポートに気づいたのは、2017年版Webグローバリゼーション・レポートカードを制作中、アメリカ向けではなくドイツ向けのサイトについて調査していたときのことでした。
そして今日、Amazonはアメリカ向けのサイトでスペイン語のサポートを開始しました。
CNETの記事には次のようにあります:
シアトルに本拠地を置くオンライン販売のAmazonのスポークスマンは木曜、CNETに対してWebサイトでスペイン語サポートの追加を開始したと述べました。この取り組みにより、アメリカ国内でスペイン語を母語とする4,000万人以上の人々、そして英語とスペイン語の両方を使う1,000万人以上の人々は、スペイン語に言語を切り替えてサイトを利用できるようになります。アメリカ国内でスペイン語を話す人口は、メキシコに次いで世界第二位の多さです。
言語の切り替えは、地球のアイコンがあるところで操作できます:
以下の画面キャプチャは、地球のアイコンをクリックした際のクローズアップです:
私はだいぶ前から(遡ること2004年以来)グローバルゲートウェイには地球のアイコンが最も相応しいと主張してきました。たとえそれが、言語をスイッチするためだけのゲートウェイであったとしても、です。Amazonがこのアイコンを採用したこと、またWebグローバリゼーション・レポートカードにおいて他の多くの企業も同様のアイコンを使用していることを記載でき、私は嬉しく思います。今後、より多くの企業が後に続くことは間違いありません。なぜなら、過去2ヶ月のあいだ話してきたなかで、同じ方針を採用しようとしている企業が複数あったからです。
Webを探索するのに、頼りにできるアイコンが標準化されつつあるという意味で、Webのユーザーにとってこれは最終的に良いニュースと言えるでしょう。
追伸:もちろん、地球のアイコンだけでなしに、Amazonがアメリカ市場に向けスペイン語をサポートするというのもビッグニュースです。これについては改めて、向こう数週間のうちに触れたいと思います。
優れたグローバル・ゲールウェイについて学ぶには、最新のWebグローバリゼーション・レポートカードをご利用ください。