OK?それともOKではない?
(この記事は、2019年10月2日に公開された記事「OK? Or not OK?」の日本語訳です。)
名誉毀損防止同盟(ADL:Anti-Defamation League)によると、OKの手振りは今や、嫌悪のシンボルだそうです。
グローバリゼーション分野に携わる私たちにとって、Web上やマーケティング資料でこのジェスチャーを使うのを避けるよう学んできたのは、もっとグローバルな理由からです。ジェスチャーは、異なる文化において別の意味で解釈されます。上の画像を反転させたジェスチャーは、例えばブラジルにおいて、好ましい意味を持ちません。
そして目下、OKサインとされてきたジェスチャーが、アメリカ社会で疑念を持たれています。
詳しく言えば、ADLは「OKのシンボルを使うことは、多くのコンテキストにおいて完全に無害であり無難です」と記しています。
言い換えるなら、コンテキストがすべてだということです。
しかしマーケティング担当者にとって、この一件は、グローバル視点からすると手振りを使用するのが難しい理由の1つにすぎません。
グローバルに進出する際の手振りとその文化的な危険性について、詳しくは私の著書『Think Outside the Country』(訳注:日本語訳は『グローバルWebサイト&アプリのススメ』)をお読みください。
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著者が運営するBlog「Global by Design」の日本語訳を手がける、当社スタッフが監訳した書籍です。Web担当者はもちろん、Webデザイン/サービスのデザイナーやアプリ開発者など、幅広く役立てていただけます。
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