Airbnbがサポート言語数を2倍に
(この記事は、2019年11月11日に公開された記事「Airbnb doubles(yes, doubles) its linguistic reach」の日本語訳です。)
これまでに発行したWebグローバリゼーション・レポートカードにおいて、私がたびたび書いてきたように、企業というのは時々思い出したようにサポート言語を増やしがちです。その結果、平均的なサポート言語数の増加の割合は、1年につき1言語です。
しかし中には、すごい勢いで増やす企業もあります。Facebookが1言語から100言語まで増やすのに、2年もかかりませんでした。
そして先週のことですが、Airbnbはサポート言語数を2倍に増やしました。
同社は次のように記しています:
今やAirbnbのプラットフォームは、62の言語を母語とする40億以上の人々からアクセス可能です。新たに追加した言語により、より多くの宿主に収入を得る機会がもたらされるのに加えて、より多くの宿泊客が本物のユニークな旅をより簡単に体験できるようになります。
新たに追加された31の言語は、以下の通りです:
- アルバニア語(アルバニア)
- アルメニア語(アルメニア)
- アゼルバイジャン語(アゼルバイジャン)
- ボスニア語(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
- ブルガリア語(ブルガリア)
- 繁体字中国語(香港)
- 英語(オーストラリア)
- 英語(カナダ)
- 英語(イギリス)
- エストニア語(エストニア)
- フランス語(カナダ)
- グルジア語(ジョージア)
- ヒンディー語(インド)
- アイルランド語(アイルランド)
- ラトビア語(ラトビア)
- リトアニア語(リトアニア)
- マケドニア語(北マケドニア)
- マルタ語(マルタ)
- モンテネグロ語(モンテネグロ)
- ルーマニア語(ルーマニア)
- セルビア語(セルビア)
- スロバキア語(スロバキア)
- スロベニア語(スロベニア)
- スペイン語(アルゼンチン)
- スペイン語(ラテンアメリカ)
- スワヒリ語(アフリカ)
- タガログ語(フィリピン)
- ウクライナ語(ウクライナ)
- ベトナム語(ベトナム)
- コサ語(南アフリカ)
- ズールー語(南アフリカ)
このアナウンスを、Airbnbがすべてのサポート言語で掲載したことを、私は素晴らしいと思います。
来年発行する2020年版のレポートカードで、Airbnbの順位は上がるのではないでしょうか。
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