もはや中国だけの話ではない「独身の日」
(この記事は、2020年11月11日に公開された記事「Singles Day: Not just for China anymore」の日本語訳です。)
ショッピングの売上げが世界で最も上がるこの祝日について私が書いたのは、一度や二度ではありません(Amazon pluralizes Singles DayやThe world's biggest shopping day is November 11thなど)。
その祝日とはブラックフライデーではなく、「独身の日」のことです。もとは中国で毎年11月11日に催されていたものが、今や他の多くの国で催されています。
Walmartは米国でテレビ広告においてブラックフライデーの特売を宣伝していますが、その開始日というのが他ならぬ11月11日です。
Walmartは「独身の日」とは一言も言っていませんが、明らかにこの縁起の良い日を利用しています。それはなぜでしょう? 賢明な多くの人々が、他者と物理的に離れて過ごす今となっては、eコマースがかつてないほど重要になっているのです。
BBCによると、昨年中国では独身の日の24時間だけで19億もの商品が購入されたそうですが、今年はもっと増えるかもしれません。
以下に、中国向けにローカライズされたサイトのスクリーンショットをいくつか紹介します。
まずはAmazon:
そしてNike:
さらにAdidas:
一年後には、アメリカでも独身の日が主流となり始めるのではないかと予想しています。
良い独身の日を!
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