「State of Localization 2021」レポートとウェビナーのご案内
(この記事は、2021年6月15日に公開された記事「The State of Localization 2021: Get the report; register for the webinar」の日本語訳です。)
数カ月前のことですが、当サイト(「Global by Design」)のスポンサーであるLiltは、ローカリゼーション業界について評価するための調査を実施しました。
そのレポートが、900人以上のローカリゼーション専門家からの意見を反映して、このたび完成しました。素晴らしい内容ですので、ダウンロードしていただくか、7月7日に予定されているウェビナーに参加することをお勧めします。
ローカリゼーションのワークフローで、集権的なモデルと分権的なモデルが分断していることに、私は衝撃を受けました。長年にわたり、私は両方のモデルに携わってきましたが、どちらも同じくらい機能不全を起こしていると記されていたのを、興味深く思います。最良のワークフローとは両方のモデルを組み合わせたもの、つまりグローバルな一貫性とローカルの柔軟性のバランスを取ったものだと、私は信じています。
また回答者の半数以上が、10以下の言語しかサポートしていない組織で働いていることに、興味を持ちました。これは私がこの2年間に感じてきた、グローバル化の初期段階にある中小企業の急増と合致します。業界にとって素晴らしいニュースであり、Webやコンテンツのグローバル化に関する新たなイノベーションが期待できるでしょう。
レポートをダウンロードするには、以下のカバー画像からリンクをたどってください:
ウェビナー(7月7日開催)のご案内
7月7日に予定されているウェビナー「State of Localization 2021」にご参加ください。以下、Liltのサイトにある案内を引用します:
背景の異なるさまざまな企業のローカリゼーション部門のトップや翻訳プログラムのマネージャー、CMOや製品リードといった人々から、インサイトを得ることができます。調査の結果から業界全体が直面している影響や課題、傾向、何が欠けているかや向こう数年間で変わる可能性の高い物事を、より良く把握することができました。このレポートにある数字やデータの傾向、得られる知見は、グローバルな顧客体験において新たな時代が始まったことを明白に示しています。