最近のリデザインで国旗を削除したExpedia
(この記事は、2021年8月19日に公開された記事「Expedia drops flags in its recent redesign」の日本語訳です。)
当Blogでは、グローバルナビゲーション戦略の一環で国旗を掲載することで生ずる数多くのリスクについて、繰り返し言及してきました。長年にわたり述べてきたようにApple、Airbnb、Spotifyといった、多くの企業が国旗の掲載を取り下げました。
そして、本記事でご紹介したい事例が、Expediaです。
以下に示すのは、2年前のホームページのスクリーンショットです。グローバルゲートウェイがヘッダーに見られないのが残念。アメリカ市場のユーザー向けに、言語の切り替え機能があります。
ページの一番下までスクロールすると、グローバルゲートウェイが表示されます:
現在のExpedia.comにアクセスすると、理想的な地球のアイコンと共に、グローバルゲートウェイがヘッダーにしっかり配置されています:
そして、ページの一番下までスクロールしても、国旗は見当たりません:
これは、Expediaと同社の世界中にいる顧客にとって、素晴らしい一歩です。
しかし、このグローバルゲートウェイにはまだ改善の余地があります。この点については、今後の記事でご紹介しましょう!
グローバルゲートウェイのベストプラクティスについて、より詳しく知りたい方は、2021年版Webグローバリゼーション・レポートカードをご覧いただくか、将来のオンライン講座をご期待ください。
Information
著者が運営するBlog「Global by Design」の日本語訳を手がける、当社スタッフが監訳した書籍です。Web担当者はもちろん、Webデザイン/サービスのデザイナーやアプリ開発者など、幅広く役立てていただけます。
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