Mailchimpのグローバルゲートウェイの奇妙な失策
(この記事は、2023年7月30日に公開された記事「Mailchimp's curious global gateway misstep」の日本語訳です。)
1年以上前に、Mailchimpのグローバルゲートウェイの改善について書きました(Mailchimpのグローバルサイトにおけるささやかな、しかし重要な改善)。
当時のヘッダーのデザインは、以下に示すものでした:

そして次に示すのが、現在のヘッダーです:

明らかに多くの点で変化していますが、私が注目していただきたいのはグローバルゲートウェイのアイコンです。
一般的な地球のアイコン(私が以前から推奨しているものであり、2022年当時のデザインでは採用されていました)は、「机上に置くタイプの地球儀」のアイコンに取って代わられました。正直なところ、なぜこのような変更を行ったのか、想像がつきません。地球の図柄は少し小さくなっており、ユーザビリティの観点では理想的ではありません。
このアイコンは、一般的な「グローバル」ではなく、地理的であることを明確に意図しているのでしょうか?
しかしアイコンをクリックすると、まったく地理的ではないメニューが表示されます:

このメニューは、単なる言語のリストです(この点については、別の記事でコメントしましょう)。英語にしろスペイン語にしろフランス語にしろ、それは「言語」の種類を意味しているに過ぎないのではないでしょうか?
私が伝えたいのは、企業には放っておくべきではないこともある、ということです。
以前の地球のアイコンは、現在のものよりはるかに優れていました。よりクリーンで、より意義深く、そしてより標準的だったのです。過去5年間に一般的な地球アイコンを採用し、非公式ながらそれをデザイン上のスタンダードにしたグローバルブランドを、私は何十と挙げることができます。
私が間違っている可能性もありますが、「机上に置くタイプの地球儀」のアイコンが、短期的に世界標準になるとはとても思えません。
今後数カ月のうちに、Mailchimpが以前のアイコンに戻すことを期待したいと思います。