Google タグマネージャの「Tag Folders」リリース
ディレクター 田口Google タグマネージャがバージョン2へ移行されましたが、今度は管理画面に「フォルダ」メニューが追加されました。
これはタグ、トリガー、変数を任意のフォルダに分けて管理できる機能です。これまでは管理するサイト数や利用する機能が多ければ多いほど管理画面内に大量のタグ・トリガー・変数がずらっと並んでいましたのでメンテナンスが大変でした。しかしフォルダ機能のリリースによって、サイト管理者の悩みが少し減るかもしれません。
フォルダ機能の使い方は簡単です。フォルダの管理画面へ移動し、「新しいフォルダ」ボタンをクリックして任意の名前を付けるだけです。先に操作したいタグ・トリガー・変数を選択してから「選択した項目でフォルダを作成」という手順でも大丈夫です。いったん作成したフォルダは名前の変更や削除も可能です。ただし複数の階層を持つことはできず管理できるのは1階層のみのようですので、その点は注意が必要です。今はまだ英語のみですが、すでにヘルプにもフォルダに関する内容が公開されています。
ヘルプにも書かれているように、プロジェクトごと、サイトごと、キャンペーンごと、チームごと、機能ごとなど、運用しやすい分け方ができると活用の幅が広がりそうですね。