一人二業(パート1)
最近、ミツエーリンクスのオフィスにカラフルボードが普及し、ほとんどの部門で使っています。
これはスキル・ボードというツールで、一人二業のためです。
一人二業って何でしょうか?
一人二業によって、各チームメンバーは自分の専門のタスクを実施するだけではなく、他のチームメンバーのタスクも引き受けることができます。
このような従業員の能力は深い専門的知識を持っているばかりではなく、専門以外の隣接する知識も持っていて、T字のようなスキル・プロファイルになりますので、欧米で「T-Shape」と言われます。
一人二業を使っているチームは職能横断型チームやクロスファンクショナル(cross-functional)チームと呼ばれます。アジャイルサムライという本でJonathan Rasmusson氏は「職能横断型チームとは、顧客の希望に最初から最後まで応えられる開発チームのことだ」と書きました。
また、「改めて述べるまでもないかもしれないが、職能横断型チームの真骨頂は物事をこなしていくスピードにある。職能横断型チームには他部門との折衝のような余計な手続きが必要ない。だから初日から成果をあげることに集中できる。誰にも邪魔されることがないのだ」と説明しています。
そういうわけで、チームメンバーはプロジェクトに誇りと愛着をもつことができます。
一人二業をどう作るか、パート2のブログで紹介させていただきたいと思います。