夏の間遊んでいたビーチボールをどうする?
先日、Jonathan Rasmusson のアジャイルサムライを読んだときに、私は面白い引用を見つけました。
冗談を言い合ったりすることは、ただの寄せ集め部隊をしっかりとまとまった高いパフォーマンスを発揮できるチームにしていく過程で大きな効果を発揮する。最初が肝心だ。みんなが集まれるように頑張ってみよう
素晴らしい言葉ですが、どのように始めたらよいのでしょうか。きっかけ作りにはたくさんのアイディアがありますが、今回私が紹介したいのは、ビーチボールゲームです。 ビーチボールゲームから互いの共通点を見つけ、人間関係の基礎を築きます。 以下、ゲームについて説明します。
ゲームの準備
会議の司会者が大きい軽量ボール(ビーチボールなど) を用意します。司会者が3~5個の質問を付箋に書き、ボールに付けます。質問が見えないように付箋が折られていることを確認します。質問はランダムに、もしくはテーマを決めて作成します。質問の例文は、「次の休みにどこに行ってもよいなら、どこに行きたいか」、「自分を3つの言葉で表すと」などです。チームメンバーの答えに興味がありますね。
これらの質問で生まれる会話は世間話ですが、話題のきっかけ作りとしては素晴らしいですし、チームメンバーについて何か新しいことが発見できます。とにかく「ローマは一日にして成らず」です。
ゲームの手順
- ミーティングの始めに全参加者に質問(チームメンバーについて知りたい事)をボールに貼るように依頼する(ボールにはあらかじめ、司会者からの質問が貼ってあります)。
- 参加者は質問を付箋に書き ボールに貼る。
- 円になり、ゲームを始める。自分の反対側の人にボールを投げる。
- 受け取った人はボールに貼ってある質問を選び、声に出して読み、質問に答える。メンバーはその答えに関する質問をしても良い。
- その後、回答者は他の人にボールを投げる。
- これを繰り返し、グループ全員が質問に答えるまで繰り返す。
このゲームに参加することで、短期的にはチームメンバー間で議論すべき重要なトピックについて積極的に議論しやすくなるでしょう。長期的にはチームのコミュニケーション・スキルが高まり、効率と生産性が向上します。