西新宿で月を眺める

2022年11月8日の夜、月が地球の影に完全に覆われる「皆既月食」がありました。食の開始が18時過ぎからという観測しやすい時間帯だったこともあり、見ることができたという方も多いのではないでしょうか。

本社のある東京では、16時半くらいに月が昇り始め、日が落ちた17時過ぎにはきれいな満月が出ていました。当社は以前書いたBlog「ミツエーリンクスの社窓から」でご紹介させていただいたように、高層階に位置しているため、遮るものがなくとてもきれいに見えていました。

食が半分進んだあたりに、当社の窓から望遠機能付きのカメラで撮影した写真がこちらです。

食が半分進んだ月

撮影できたことに味を占めたわたしは、安易にも地上からのほうがよく撮影できるかもしれない！と思い立ち外に飛び出してみたものの、ここは高層ビルが建ち並ぶ西新宿。空がせまく、月が見つけられないというまさかの事態に...！ひらけた場所を探し回っているうちに、刻々と時は過ぎ食が最大になる時間となってしまいました。

諦めかけたそのとき運よく人だかりができている場所を見つけ、空を見上げるとそこには赤くそまった月が浮かんでいました。

慌ててシャッターを切ったのですが、三脚がなかったこともあり、皆既月食は残念ながらうまく撮影できませんでしたが、直前の写真はなんとか1枚だけ形がわかるものが撮影できました。

皆既下食になる寸前の月

年に数回、ブルームーンやスーパームーンなど月が話題になることがありますが、西新宿で観測したい！撮影したい！という場合には、事前に空が見える場所のあたりをつけておくとよさそうです。