「うぇぶなう!Vol.7 Web業界の最前線×新たな出会いが私を変える」開催レポート
エグゼクティブ・フェロー 木達
たいへん遅ればせながら......という書き出しになってしまいますが、昨年12月13日に開催した、専門学校とWeb制作会社の共催イベント「うぇぶなう!Vol.7 Web業界の最前線×新たな出会いが私を変える」のレポート記事です。
「うぇぶなう」は、将来Web業界を志す専門学校生と、Web業界のリアルな現場の橋渡し役として、2018年に初回を開催して以来、毎年1回の開催を継続してきたイベントです。Vol.1〜2は当社を会場に開催していましたが、コロナ禍に伴いVol.3〜5はオンライン形式となりました。
2023年開催のVol.6では、再び当社を会場に対面形式を復活。そして2024年のVol.7は、初めて東京電子専門学校に会場をお借りしての開催となりました。同校のほかに日本電子専門学校、大阪ECCコンピュータ専門学校、神戸電子専門学校、清風情報工科学院の各校より多くの学生・教職員の皆様、またWeb業界を代表する企業の皆様にご参加いただきました。
先に掲載いただいた、参加校のVol.7開催レポートを紹介します:
- 『他校との学び合い「うぇぶなう!Vol.7 Web業界の最前線×新たな出会いが私を変える」を開催しました!』 | 日本電子専門学校Webデザイン科 HotPage
- Web業界の最前線 × 新たな出会いが私を変える 企業様&他校との合同イベント「うぇぶなう!vol.7」を開催しました! - 東京電子専門学校 公式ブログ
トークセッション
トークセッションでは、私を含め制作会社にお勤めの方々が一堂にステージに登壇。学生の皆さんから寄せられた質問に対し、司会から指名された方が順に回答する、という形式で進行しました。
この時間帯は制作会社から参加された、職種も経歴も多様な方々それぞれの自己紹介的な側面を併せ持っていたため、私自身たいへん興味深く聞かせていただきましたし、また勉強もさせていただきました。
ちなみに当社からは、若手のUIデザイナー2名と私の計3名が登壇。「AIの参入によりWeb業界はどのように変化するか」という、むしろこちらが答えを知りたいような問いで私が指名された際には、だいぶ緊張しました(笑)。

座談会
座談会では、各校混成で学生6〜7人ごとにグループ分けされたなかに、1人ずつ制作会社の方が加わり、20分間の質疑を行うのを3セット行いました。1セットごとに必ず異なるグループに参加するため、投げかけられる悩みや質問も、当然ながら様変わりします。
私が直接お話を伺ったなかでは、制作中のWebサイトでコンテンツなり機能をついつい盛り込みすぎてしまう......という悩みや、グループ制作の際に意見が一致しない状況をどうすればうまく乗り越えられるか? というような問いが、記憶に残っています。
1人でも多くの学生の方と対話し、1問でも多く質問にお答えしようと心がけたつもりですが、20分という制限時間は、やはり短く感じました。それゆえ、内容的にだいぶ端折った回答をせざるを得ない場面もあったように思いますが、いち意見として参考にしていただけたなら幸いです。

最後に
私はVol.1から「うぇぶなう」に欠かさず参加させていただいてきたのですが、回を重ねるたび運営が洗練されてきたことに感銘を受けます。これは、参加された学生の皆さんはもちろん、指導されている先生方のご尽力の賜物と思います。心より感謝申し上げます。
また本イベントに参加いただいた制作会社の皆様にも、感謝申し上げます。企業目線の採用活動の一環としてでは決してなく、Web業界をより良くしていきたい想いを同じくする同士、専門学校生の皆さんと真摯に向き合う場として、これからもご一緒できれば幸いです。
今年、2025年の「うぇぶなう」が、Vol.7にも増して充実した内容となることを、願ってやみません。
