Web Vitals
エグゼクティブ・フェロー 木達Google Chrome 84が安定版にのなかで、搭載のLighthouseがついにバージョン6.0.0となり、表示パフォーマンスに関しLargest Contentful Paint(LCP)とCumulative Layout Shift(CLS)という2つの新たな指標を用いた計測が行われるようになった
件を紹介しました。
LCP、CLSにFirst Input Delay(FID)を加えた3つは目下、Googleが「Core Web Vitals」と呼ぶところの、ユーザー体験の良し悪しを判断するうえで重要な指標とされています(Google Developers Japan: Web Vitals の概要: サイトの健全性を示す重要指標参照)。それらの値を手軽に知ることのできるChrome用の拡張機能が、Web Vitalsです。
Webページを表示するたび3種の値を計測するほか、すべての値が合格ラインに達しているかどうかを分かりやすく色(緑色:合格、赤色:1つ以上の指標で未達、灰色:無効)で示します。Core Web Vitalsの各数値を、Webページ上にオーバーレイ表示させることもできます。