IEからEdgeへの転送を開始
エグゼクティブ・フェロー 木達先だって「IE」で一部のサイトを開くと「Edge」に転送--脱IEの一環で - ZDNet Japanなどで報道されていたとおり、一部のサイトに関してInternet Explorer(以下「IE」)でアクセスされた際、Microsoft Edge(以下「Edge」)で開くよう転送する処理がスタートしていますが、その対象サイトに当サイト(mitsue.co.jpドメイン)が追加されました。
IEとEdgeの両方がインストールされた環境において、上述の転送が有効であることを既に確認しています。これは当社からの申請に基づくもので、必要な手続きの詳細はMoving users to Microsoft Edge from Internet Explorer - Microsoft Edge Development | Microsoft Docsにある通りです。11月23日にメールで申請をしましたので、ちょうど2週間ほどでMicrosoft社に対応していただけたことになります。
もとより当サイトは、IEでアクセスできないようなつくりをしていたわけではありません。部分的に表示や動作の異なるところはあったにせよ、IE11でもGoogle ChromeやMozilla Firefoxといったモダンブラウザと概ね同等に利用していただくことができていたと思います。それでも今回の申請を行ったのは、アクセスログ解析により影響を受ける可能性のあるユーザーが限定的であることを確認できたのみならず、より安全な環境で快適にWebを利用していただきたいという啓蒙的な意図からのことです。
本稿執筆時点では、当サイトのほかにco.jpドメインのものはIE非互換サイトのリストに掲載されていないようです。IEからEdgeへの転送を積極的に奨励する意図はありませんが、しかしユーザーがIEからモダンブラウザになかなかスイッチしてくれない......という状況にお悩みのWeb担当者にとっては、一考の価値があるのではないでしょうか。それがIEユーザーに気付きを提供し、ひいてはモダンブラウザへの乗り換えを促すかもしれません。