Firefox 136.0がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達デスクトップ版Firefoxのバージョン136.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 136.0, See All New Features, Updates and Fixes)。
本バージョンでは、サイドバーに表示する機能が切り替えやすくなりました。設定→一般→ブラウザーレイアウトで「サイドバーを表示」にチェックを入れますと、ブックマークや履歴、同期したタブなどを切り替えるためのボタンが並んだサイドバーが、常時表示されるようになります。
またサイドバーに関連して、垂直タブを設定できるようになりました。これを有効にしますと、アドレスバーやツールバーがタイトルバーに統合されると同時に、タブがサイドバー内で縦並びに表示されます。さらに「タブとサイドバーを隠す」を設定することで、Webコンテンツの表示領域を従来より広くすることができます。

HTML/CSSについては、バージョン134.0で実験的に導入されていたautocorrect
属性がサポートされました(Firefox 134.0がリリース参照)。またcontenteditable
属性のplaintext-only
値(リッチテキスト形式が無効ながらプレーンテキストが編集可能であることを示す)や、開閉状態を有する特定の要素において:open
擬似クラスなどもサポートされています。
本バージョンには、ほかにも複数の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全15件、うち重要度高:8件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 136 for developers - Mozilla | MDNが参考になるでしょう。
次のメジャーバージョンアップ、Firefox 137のリリースは、Firefox Release Calendarによると2025年4月1日の予定のようです。