Vol.64「がんばった オンサイトでの 効率化」(10月18日開催)

Webディレクター 佐川

10月18日に開催されたテックラウンジVol.64の様子をご紹介します。
今回のテーマは「オンサイト業務について」です。出向先でのお客様との関わり方や、作業の効率化についてのお話を聞ける貴重な機会となりました。

出向先での本社との関わり方

最初の登壇者はUIデザイナーのKさん。出向先での品質維持のために自ら声を上げた、デザインレビューフローについてお話しいただきました。物理的に本社と離れてしまった状況の中で質の高いデザインを維持するためには、本社のスタッフに目を通してもらう仕組みづくりが必要だと考え、周囲に相談し実現させたそうです。「個々の環境にマッチした作業フローの提案が重要」とのことで、仕事にポジティブに影響するものであれば必ず受け入れられる、というお話が印象的でした。どんな環境下でも必要だと思ったことを発言、発信していく姿勢は常に意識していきたいですね。

ツール使って作って効率化

2番手はUI開発者のSさん。出向先での作業効率を目的に自作したツールを紹介していただきました。作ったツールはタスク管理用、画像チェック用、データ取得用など様々です。自らツールを作ることによって効率化はもちろんのこと、高いモチベーションの維持や作業自動化への意識が根付いたそうです。「ないものは作ってしまおう」という開発者らしい発想は、オーディエンスにも刺激となったのではないでしょうか。

はじめてのオンサイト

最後はディレクターのKさん。「稼働の平準化」という課題解決のために作成した、チーム日報について解説していただきました。そこには稼働状況を知り、目前の課題解決を目指すだけでなく、スタッフの心情やモチベーションを把握する工夫も。はじめての出向は戸惑うことも多くあったが、より近いところでお客様に喜んでもらえる、という出向先ならではのやりがいも強く感じたそうです。環境の違いに慣れるのは大変かと思いますが、オンサイトに行った者のみぞ知る魅力があるに違いありません。

Mitsue Tech Lounge::after

テックラウンジの後は、その日のテックラウンジへの感想や意見、その他自由な話題で盛り上がり、部署を超えての交流を図るイベント「Mitsue Tech Lounge::after」を行います。

今回は、前回同様お題カードを用意してそのお題に沿った座談会を行いました。出向先でどのように昼食をとっているのか、など本社のスタッフが気になるオンサイトならではを共有する場となりました。今後の::afterも楽しみです!