Vol.91「今日から使える?将来きっと来る?Adobe XD使いこなし術2021」(1月27日開催)
Webディレクター 西山
皆さんこんにちは!テックラウンジ運営委員会の西山です。 今回は、1月27日(水)に開催されたテックラウンジVol.91の様子をご紹介します。 今月は「今日から使える?将来きっと来る?Adobe XD使いこなし術2021」と題しまして、さまざまな職種のスタッフに、Adobe XDをどのように活用しているのかについてお話を伺いました。
タイムテーブル
当日は以下の3本立てでLT(ライトニングトーク)を進行しました。
- Adobe XD Extention for VS Codeで連携と開発をスムーズに!
- 楽したい。
- 5分で振り返る2020年のAdobeXD
それでは早速、当日の様子をご覧いただきましょう!
Adobe XD Extention for VS Codeで連携と開発をスムーズに!
最初の登壇者は設計チームのHさん。
XDとVS Codeが連携した実装をデモンストレーションを交えながら分かりやすく解説してくださいました。デモンストレーションではデザインに修正が発生したと仮定して、実際にHTML修正の流れを見せていただきました。XDで作成したデザインのパーツをコンポーネントやアセットとして登録しておくことで、VS Code側の作業エリアにもパーツが表示され、そのパーツごとにモジュールを設計することができるそう。設計時にモジュールをスニペット登録しておく作業が必要になりますが、それによって運用時の不可も軽減できるのではとお話しされていました。
楽したい。
次の登壇者はディレクターのAさん。
効率化のために実行していることをお話しいただきました。それは「プラグインを積極的に利用する」「社内で作成しているワイヤーフレーム用のモジュールを流用する」「機能は自分が使いやすいものに絞りXDを自分用にカスタマイズする」の3つだそうです。さらに、XDをより深く知るためには、とにかくツールを触ってみること、XDに知見のある人のSNSなどをチェックする、勉強会に参加するなど、日々の積み重ねが大切ですとお話しされていました。
5分で振り返る2020年のAdobeXD
最後の登壇者はアートディレクターのAさん。
2020年に行われたXDの変更点(アップデートは10回、機能追加は36件)の中から、特にAさんがすごいと感じた3つをピックアップして紹介いただきました。
1つ目は「高さを自動調整」機能で、原稿の長さがバラバラでも自動で高さを合わせることができ、デザインだけでなくワイヤーフレームの作成にも役立つとのこと。 2つ目は「複数のフロー」という、ABテストやぺージへの流入経路が複数あった場合の検討に利用できる機能。そして、 3つ目は「3D変形」機能で、自動アニメーションとの相性がよく、表現の幅が広がるのではないかと考えているそうです。
また、「フューチャーリクエスト」という掲示板でまとめられた、2021年に実装されると思われる機能も併せてご紹介いただきました。
- ビデオやGIFアニメーションを取り入れたデザインが作成可能になる
- アニメーション機能の拡張
- インターフェースにダークモードを追加
最後に、今後のアップデートにも期待ができる反面、機能が次々に増えていくため、まだXDに触れていない方は早く始めることをおすすめしますと締めくくりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はXDの有用性を感じられ、今後のXDの活用幅を広げることができる有意義な時間になりました!
次回は2021年4月にテックラウンジアワードを開催いたします。お楽しみに!