Google プロダクトを使った最新のWebマーケティング解説セミナー(2017年2月10日開催)
Googleプロダクトの変更点や新機能を詳細に解説
2017年2月10日、当社セミナールームにて「Google プロダクトを使った最新のWebマーケティング解説セミナー」を開催しました。セミナーでは、サイト改善のためにアクセス解析を行っている方へ向け、Webマーケティングを成功させるうえで活用が必須になるGoogle プロダクトの最新動向と活用事例を紹介いたしました。おかげさまで本セミナーは、多数お申し込みをいただき満席となりましたので、第2回の開催が決定いたしました。
自社サイトで実際に活用することで培った知見を大公開
第一部ではGoogle アナリティクス、Google タグマネージャ、Google データスタジオ、Google オプティマイズの紹介がありました。Google アナリティクスは大幅な機能やUIの変更があったため、新旧画面を比較しながらの解説となりました。Google タグマネージャは機能の追加があり、Google データスタジオは新しくリリースされたばかりのサービス、Googleオプティマイズはまだすべてのユーザーに公開されたサービスではないこともあり、多くの方が興味をもって聞かれている様子でした。田口の説明でどういったサービスなのかが理解できたという声が、アンケートに多くあげられていました。
第二部では、Google アナリティクス、タグマネージャ、データスタジオ、オプティマイズの4プロダクトを組み合わせてミツエーリンクスのWebサイトで利用した事例をご紹介しました。Google オプティマイズを活用してA/Bテストを行うにあたり、ミツエーリンクスWebサイトの課題から、どこのページをテストするかを決定するまでのプロセスを細かく解説。導き出した仮説を検証するためにどのようなテストパターンにしたのか、結果がどうだったのかを、Google オプティマイズの画面を実際に操作しながらすべて公開しました。
最後の質疑応答では多くの質問が出てきて、関心の高さがうかがえました。現在自社サイトのWebマーケティングに関わっている方ならではの、具体的な利用シーンを想定した質問があげられました。質疑応答の一部をご紹介します。
Google オプティマイズについて
- Q. メタタグを変更しての検証はできますか?
- A. Head要素内の変更はできません。Body要素内のみ変更ができるようです。
- Q. オプティマイズが使えるようになったことで、Google アナリティクスの「Webテスト」は使えなくなるのですか?
- A. 今はオプティマイズが限定公開の状態ですので使えていますが、今後どのようになるのか、まだ発表されていません。
- Q. HTMLを大きく変更するような場合は、オプティマイズではなくWebテストのほうがいいのでしょうか?
- A. オプティマイズにはテスト形式が3種類用意されています。そのケースでは「リダイレクトテスト」を使うのがいいかもしれません。
Google タグマネージャについて
- Q. 本日紹介されたGoogle プロダクトは、Webサイトにタグマネージャが入っていないと使えないのですか?
- A. 使えます。タグマネージャが入っているとより便利に使うことができます。
Google アナリティクスについて
- Q. キーワードが見られなくなったという話がありましたたが、サーチコンソールでもキーワードの順位は見られなくなるのですか?
- A. サーチコンソールを使うと、Google 検索上での自サイトの状況を確認することが可能です。
このセミナーは、2017年3月7日にも再度開催されます。Googleプロダクトの最新動向をおさえ、Webマーケティングに活用したい方は、ぜひご参加ください。よい詳しいセミナー内容を知りたい方は、田口のコラムをご覧ください。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- Googleプロダクトを使ったマーケティングの内容がよく理解できた。
- 実例を見せていただけたので、どのように使うのかイメージしやすかった。
- 御社の検証事例を聞くことで、自社サイトではツールをどう活用できるか考えながら聞くことができ、大変有効な時間でした。
- GA他の新プロダクトがわかりやすく紹介された。
- 後半の事例がとても具体的でわかりやすく、自社に戻ってすぐに試せると思いました。
- 4プロダクトの関連性がよくわかりました。
- 実際の画面操作と説明があり、具体的にイメージしやすかったです。初めて知るツールもありました。
- 実際の数値を開示いただいたためわかりやすかった。