IA, meet AI ~IA Summit 2017 参加報告会~(2017年5月26日開催)
インフォメーションアーキテクチャに関するグローバルカンファレンスをご紹介
2017年5月26日、当社セミナールームにて「IA, meet AI ~IA Summit 2017 参加報告会~」を開催しました。セミナーでは、カナダ・バンクーバーで開催された2017年IA Summitのカンファレンスに参加した当社の前島と、インフォメーションアーキテクトの岩本氏により、「情報空間の設計を担うインフォメーションアーキテクトが人間(Human)のためのデザインをどのように考えるべきなのか?」について、セッション紹介を交えてお伝えいたしました。
IA Summitとは?
IA Summitとは、年に一度北米エリアで開催され、各国のインフォメーションアーキテクトやUXデザイナー、コンテンツストラテジストなど情報設計に従事する人々が集まるコミュニティカンファレンスです。
今回のセミナーでは、IA Summitのセッションを大きく3つ「AI Humans & Machines Future of IA」「Core IA Fundamentals of IA Taxonomy」「Society Environment Politics」に分類し、いくつかのカンファレンスをこの分類に沿ってご紹介しました。
「AI Humans & Machines Future of IA」でご紹介したセッション
Botに関するセッションを2つ、Voice UIに関するセッションを1つご紹介しました。
Botに関するセッション
- How Might We Design Human Centered Chatbots?
- Building a bot for all my stupid questions
Voice UIに関するセッション
- The Future of Voice Design: How you can get started
「Core IA Fundamentals of IA Taxonomy」でご紹介したセッション
IAが今後この領域にどうチャレンジしていくべきか?という視点から、3つのセッションを、タクソノミーという視点から1つのセッションと1つの事例をご紹介しました。
フレームワーク/視点
- What's The Point of IA?
- Acting Naturally with Information
- Language Arts for the Lizard Brain
タクソノミー
- Taxonomic Irony or: What I Think about When I Think about Taxonomies (Including a Meta-Taxonomy)
- How the World Health Organization Transformed a 20,000 Term Folksonomy into a Tightly Controlled Vocabulary
「Society Environment Politics」でご紹介したセッション
社会におけるIAにおいて、4つのセッションをご紹介しました。
- Calm Technology and the Future of the Interface
- How we need to Fix the UX of Security
- オープニングキーノート:Ranch Stories
- 2017 Information Architecture Summit Closing Plenary
IA Summit 2017で紹介されていた事例
Webサイト系の事例
- Etsy
- Culture as Context: How to Design for Multilingual Users
- How Do You Make the Good Great? A Case Study on Redesigning the University of Michigan Medical School Website
プロダクト開発系の事例
- Teachers vs Robots: Information Architecture and Assistive Artificial Intelligence
- Designing for Little Humans: Combining Play, Nature, and Technology
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 現地とIAの現在の様子が垣間見えました。
- 具体的な事例紹介や英語特有なのか、例えが多くとても分かりやすかったです。
- 世界の動向、注目されているテクノロジーに触れられて良かった。
- 事例は分かり易いものが多かったです。
- 事例が豊富で関心が広まった。最新トレンドが入手できた。
- 大変参考になりました!