Webアクセシビリティ入門セミナー 2017(2017年6月16日開催)
Webアクセシビリティの基本的知識や対応の進め方を解説
2017年6月16日、当社セミナールームにて「Webアクセシビリティ入門セミナー 2017」を開催しました。「障害者差別解消法」の施行後、より本格的にWebアクセシビリティへの対応を進めたいと考える企業や組織が増えています。本セミナーでは、Web担当業務の経験が浅い方や、Webアクセシビリティ対応を始めたい方に向けて、基本的な知識や対応の進め方などを、アクセシビリティ・スペシャリストの中村が分かりやすく紹介しました。
Webアクセシビリティの改善効果や実際の対応の進め方を解説
前半では、Webアクセシビリティに関わる世の中の動向を紹介。「障害者差別解消法」の施行により、障害を理由とする差別の解消が推進され、行政機関や事業者は不当な差別的取り扱いをしてはならない、という方向性が示されたことを説明しました。さらに、「JIS X 8341-3」や「Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0」など、Webアクセシビリティ対応の指針となる国内外のガイドラインを紹介しました。
後半では、Webアクセシビリティを改善することによって、どのような効果がもたらされるかを紹介。加えて、実際に企業や組織がWebアクセシビリティに対応する場合、どのように進めて行くべきかを解説し、初期段階の現状把握フェーズでセルフチェックに利用できる、無料のツールを紹介しました。そして、対応に欠かせないガイドラインの作成やその内容の研修、リニューアル時の専門家による検証などを支援する当社サービスを紹介し、セミナーを締めくくりました。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 基本を丁寧にご説明いただき、分かりやすかった
- 導入として、全体像が把握しやすい内容でした
- 具体的な対応策を学べた点が良かった
- 無料のツールをたくさん紹介していただけて良かった
- 話し方が明瞭で聞きやすかった
- ガイドラインなど普段は気にしない部分についても知ることができた