Webアクセシビリティ入門セミナー 2020(2020月6月26日開催)
2020年6月26日、「Webアクセシビリティ入門セミナー 2020」を開催しました。なお、新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、今回もセミナーをオンラインで開催しています。
誰もがWebを活用するようになった今日、Webサイトのアクセシビリティ品質の継続的対応は必須となってきています。本セミナーでは、最新動向を交えつつアクセシビリティの必要性や重要性をお話しいたしました。また、ブラウザーの拡張機能を使ってすぐにでも実施できるアクセシビリティチェックについて、デモを交えてご紹介しました。なお、前回同様、セミナーの終盤にはオンラインでのチャット機能を使用し、リアルタイムで質疑応答を実施いたしました。
本セミナーは今年2月に開催したセミナーをアップデートした内容で行いました。内容についての詳細は「Webアクセシビリティ入門セミナー 2020(2020年2月7日開催)開催レポート」をご参照ください。
取締役(CTO)木達からのコメント
改めてセミナーへのご参加、誠にありがとうございました。アンケート結果を拝見し、おおむね好評をいただけたようで、大変うれしく思います。いっぽう、私の不手際によりZoomのUIの一部が画面を見づらくしている時間帯があった点、おわびいたします(ご指摘くださった方、ありがとうございました)。
新型コロナウイルスによってもたらされた「新しい生活様式」が契機となり、それまでオフラインが主流だったコミュニケーションも、徐々にオンラインに移行する比率が日々高まっているように感じます。今回ご参加いただいたオンラインセミナーは、その一例かと思います。
そうした社会の変化を通じますます、私たちが使うデジタルツールやオンラインサービスのアクセシビリティ、つまり障害の有無や年齢、利用状況を問わずユーザーがどれだけ使えるか・使いやすいかという品質が問われることになるでしょう。皆さまの運用されているWebサイトもしかり、です。
本セミナーが、アクセシビリティ品質の継続的改善に着手(ないし「さらなる強化」)をしていただく機会となれば幸いです。またその際には、当社のご提供するWebアクセシビリティ関連サービスの導入も視野に入れていただければ幸いです。
余談ですがセミナーに用いたZoom、私たち自身の手で検証をしたわけではないのですけど、比較的アクセシビリティの高いWeb会議サービスとされています。ご興味がございましたら、Which Video Conferencing Tools Are Most Accessible? -- Smashing Magazineをご覧ください。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 制作ガイドライン整備の上でアクセシビリティの観点をどう解釈してくかの参考になった。
- ツールの導入のハードルも低く、すぐにでもサイトの現状が把握できる簡易的なツールをご紹介いただいた点が良かったです。
- 障害の内容は視覚障害に限らないこと、アクセシビリティは基本的人権にかかわるということが理解でき、とても勉強になりました。