ブランディング強化のためのデザインガイドライン 解説セミナー(2022年2月15日開催)
2022年2月15日、「ブランディング強化のためのデザインガイドライン 解説セミナー」をオンラインで開催しました。
Webサイトの新規構築時やリニューアルの際に作られることが多いデザインガイドラインは、Webサイトの運用を行ううえで、欠かすことのできない存在です。本セミナーでは、そもそもデザインガイドラインを作る意義とは何か、デザインガイドラインをどう活用すれば良いかなどについて詳しく解説しました。
はじめに、ブランディングの重要性について説明。情報過多の今日、選ばれ続けるためには、顧客をファン化する必要があると話しました。ブランディングにおける表現には一貫性が不可欠であり、その手段としてデザインガイドラインを紹介。品質の維持や向上、さらには業務効率化につながると訴えました。デザインガイドラインの運用と作成方法、またそれを守り続けるための施策について解説。最後に、組織でデザインを運用していくための仕組み「デザインシステム」のトレンドについて紹介しました。
取締役(CTO)木達からのコメント
当日、冒頭のごあいさつでも申し上げた通り、日数が少ないのに加え祝日が2回もあるこの2月、大変お忙しくされている方もいらっしゃるかと思います。にもかかわらず、90分という長丁場のオンラインセミナーへのご参加、誠にありがとうございました。
時間、尺の長さにつきましては、アンケートへのご回答の中でも、ご指摘をいただいております。もっと短くするとすれば、ブランディングの重要性をお伝えするパートと、ガイドラインの制作にまつわるパートを分離する案がありますが、いずれか一方だけではバランスを欠くことが否めず、悩ましいところです(ちなみに本セミナーは対面形式では以前、休憩を含め2時間の尺で実施していました)。
ともあれ、多くの方から講演内容に高い評価をいただき、うれしく思っております。個人的には特に、ガイドラインが「作って終わり」ではなく、むしろ「作ってからが本番」という点をご理解いただけたら幸いです。ガイドラインを作るプロセスより、作ったあとでそれを活用し続けるプロセスのほうがはるかに多くの労力が必要なるはずで、そこには一種の覚悟のようなものも必要でしょう。
後半、やや駆け足になってしまい、その点は申し訳なく思っております。その後半で触れたデザインシステムについてはいずれまた機会を改めて、ご紹介できればと思います。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 一貫したイメージを継続して表現していくことの重要性が再認識できました。
- 「サイトを改善すれば勝手に人が来てくれると思っている人がいる」などのあるあるや、そもそもブランディングとは何なのかを具体的に説明していただけたので理解しやすかったです。