WCAG 2.2 解説セミナー(2023年12月14日開催)
2023年12月14日、「WCAG 2.2 解説セミナー」をオンラインで開催しました。
世界中で利用されているWebコンテンツのアクセシビリティガイドラインWCAGの最新版、WCAG 2.2が2023年10月に勧告されました。本セミナーでは、当社エグゼクティブ・フェロー 木達より、WCAG 2.1からの変更点や、WCAGに関する最新情報をお伝えしました。
セミナーは2023年4月に開催した同名セミナーの内容をアップデートする形で実施しました。内容についての詳細は「WCAG 2.2 解説セミナー(2023年4月20日開催)開催レポート」をご参照ください。
エグゼクティブ・フェロー 木達からのコメント
セミナーへのご参加、誠にありがとうございました。WCAG 2.2に特化した、ニッチな内容のセミナーを再演させていただいたわけですが、当日は大変多くの方々のご参加と、また多くのご質問をいただき、感謝しております。
前回、4月20日に開催した際には、まだWCAG 2.2は勧告されていませんでした。その時点での状況を踏まえ、開催レポートには「果たしてWCAG 2.2は今年中に完成するのか、いよいよ雲行きが怪しくなってきた印象もあります
」と記していたのですけど、勧告後にセミナーを再演できほっとしています。
参加をお申し込みいただいた際に寄せられた質問や、開催後にアンケートへのご回答を通じてお寄せいただいた質問への回答は、アクセシビリティBlogの記事『「WCAG 2.2 解説セミナー」でお寄せいただいたご質問への回答』に掲載しました。ぜひご覧ください。
今回はWCAG 2.1とWCAG 2.2の差分につき、新たに追加された達成基準を中心に解説しましたが、今後は適合レベル別に各達成基準を解説するようなセミナーも企画できればと考えています。WCAG2ないしJIS X 8341-3を活用してWebアクセシビリティに取り組まれているWeb担当者の皆さま、ご期待ください。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- いつもわかりやすく教えてくださりありがとうございます。WCAG2.2について、ポイントが的確にまとめられており、大変勉強になりました。
- まだ英語でしか原文が公開されていない内容をわかりやすく説明していただき、大変参考になりました。
- WCAG2.2について説明はもちろん、現在策定中のWCAG3.0が新たな枠組みで策定されているということは大変興味深かったです。アクセシビリティ対応についても脆弱性対応と同じで、継続して対応していかなければならないことがわかりました。