画像の代替テキストを考えよう(2024年4月11日開催)
2024年4月11日、「画像の代替テキストを考えよう」をオンラインで開催しました。
Web上にある画像に対して適切な代替テキストを与えることは、数あるWebアクセシビリティ改善施策のなかでもすぐに取り組め、効果も期待できます。本セミナーでは、当社エグゼクティブ・フェロー 木達より、代替テキストがなぜ重要なのか、代替テキストはどのように考えれば良いのかなど、詳しく解説しました。
本セミナーは2023年9月に開催した同名セミナーの内容をアップデートする形で実施しました。内容についての詳細は「画像の代替テキストを考えよう(2023年9月12日開催)開催レポート」をご参照ください。
エグゼクティブ・フェロー 木達からのコメント
セミナーへのご参加、誠にありがとうございました。Webアクセシビリティに関するセミナーは数あれど、画像の代替テキストに特化した本セミナーは、珍しいものと自負しております。アンケートへのご回答のなかで「マニアックではあったが、それゆえに面白かった」というご感想をいただけたのは、企画と講師を担当した立場として、大変うれしく思います。
いっぽう「もう少し良い例・悪い例があると良かった」、「若干駆け足での説明になっているように感じました」というご意見、ご指摘もいただきました。時間的な制約から、お応えするのが難しいところではありますが、ほぼ毎年開催している定番のセミナーだけに、可能な限り善処したいと思います。ありがとうございました。以下、アンケートを通じお寄せいただいたご質問にお答えいたします。
画像は簡潔にと言うことですが、動画は発話&情景をすべて書き出すのが良いのでしょうか?
動画をアクセシブルにするには、代替テキストではなく、キャプションや音声解説を提供しましょう、というお話になります。お書きになっているうち、発話についてはキャプション、情景については音声解説に、それぞれ含まれるかと思います。両方を提供できれば最善ではありますが、詳細につきましては、ウェブアクセシビリティ基盤委員会が提供するWCAG 2.0 解説書の以下の各項をご覧いただけたらと思います。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- ご説明いただいたお話が事業会社目線でまとまっており、実施すべき対応か否か非常にわかりやすい内容でした。
- Web担当として経験が浅く、代替テキストの役割など、初心者の私でもよく理解できました。初心者には難しい言葉も解説つきで説明してくださって、とてもありがたかったです。
- 要点がシンプルにまとめられていて、わかりやすかったです。