デザインガイドライン/デザインシステム入門(2025年3月13日開催)
2025年3月13日、「デザインガイドライン/デザインシステム入門」をオンラインで開催しました。
Webサイトを作成する際、自社のブランドとかけ離れないよう一貫性のある表現で管理する、デザインマネジメントが必要です。デザインマネジメントを実践するためには、デザインガイドラインのようなドキュメントや、デザインシステムと呼ばれる仕組みが不可欠です。本セミナーでは、その必要性や作成方法、活用方法など詳しく解説しました。
本セミナーは2024年8月に開催したセミナーをアップデートした内容で行いました。内容についての詳細は「デザインガイドライン/デザインシステム入門(2024年8月21日開催)開催レポート」をご参照ください。

木達の講演の様子
エグゼクティブ・フェロー 木達からのコメント
セミナーへのご参加、誠にありがとうございました。ブランディングやその一環としてのデザインマネジメント、またそれらの手段としてデザインガイドライン/デザインシステムは、私にとって定番かつお気に入りのセミナーテーマです。当日は大勢の方に講演を聴いていただき、たいへん嬉しく思います。
アンケートで回答いただいた内容は、すべて目を通させていただいておりますが、概ねご好評をいただけたと認識しています。なかでも「考え方や注意点、大変さがよくわかりました」「具体事例も含めてのご説明で非常にわかりやすかった」といったご感想をいただき、恐縮です。ありがとうございます。
アンケートを通じ1問、ご質問をいただきましたので、この場を借りて回答いたします。
複数(中高、大学、短大、大学院、クリニックなど)のサイトがあるため、同じデザインガイドラインやシステムで運用することが難しそうです。他社(他の学校法人)では、どのようにガイドラインやシステムをまとめているのか、参考までに知りたいです。
私が直接担当させていただいた、とある学校法人のお客様の場合ですと、複数あるなかからガバナンスを比較的きかせやすいサイトにまず限定して、ガイドラインを整備しました。そしてその適用範囲、適用対象となるサイトを、段階的に広げていく取り組みを進めていただいています。
また、当社の実績ではございませんが、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して生まれた国立大学、Science Tokyoのデザインシステムが公開されています(Science Tokyoデザインシステム)。こちらをご覧いただくと、複数サイトの管理を前提としたデザインガイドラインなりデザインシステムのヒントが得られるかもしれません。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- いつもながら木達さんのご説明はわかりやすく、デザインシステムへの理解が深まりました。ありがとうございました。
- サイトを運用してみて「最初から決めておけば...」ということが多かったので、デザインマネジメントは非常に重要だと感じました。
- 実際に作ろうとなった場合の注意点もあり、落とし込みもしやすかったです。