速報!シーグラフ2005
ミツエーメディアクリエイティブ 取締役 橋本 敬最初に、今回のシーグラフ出展プロジェクトに携わるメンバー、並びに出展を直接的、間接的にサポートしてくれるミツエーリンクスの全スタッフ、そして急な渡米にもかかわらず、現地での準備から開会まで力強くサポートしてくれたスタッフ、全ての仲間に心から感謝いたします。
やってみろ
「じゃあ、やってみろ」今回から始まるシーグラフ出展プロジェクトは弊社社長のそんな言葉から始まりました。昨年訪れたシーグラフ2004で感じたコンテンツのあり方を追求すべく、自分たちも作り手として出展したいという希望がかない、再びロスへ訪れることになったのです。
2005年7月27日9時30分、わたしたちはロスアンジェルス空港に降り立ちました。1年前の同じ頃シーグラフ視察のために訪れたロスと同じように暑く、そして同じように、いや、前回以上の期待を抱いての渡米になりますが、今回大きく違うのはexhibitorとして参加し、これまでのわたしたちの実績を紹介するというミッションを携えている点です。
出展までの現地での準備期間として1週間のスケジューリングをしていましたが、初めてということもあり、なかなか思うように進まない部分もありましたが、一度会場に入ってしまえばそんなことも忘れてしまうくらいの雰囲気と迫力で、あっという間に時間は過ぎ、exhibition当日を迎えることとになりました。
シーグラフ2005 exhibition開幕!
CGのカンファレンスの中で、ウェブコンテンツの展示がどれほど注目を集め得るのかという不安もありましたが、それは杞憂に過ぎないということに気づくのにそれほど時間はかかりませんでした。
8月2日朝10時の開幕と共に、一般参加者が猛烈な勢いでお目当てのブースへとなだれ込みましたが、30分ほどしてわたしたちのブースにも人が訪れ始めました。熱心に質問をされる方やデモを触って楽しむ方、また、ご自身の作品を見せてくださる方もいたり、午前中から予想以上に忙しく過ごすことができました。主に昨年から今年にかけて制作してきたリッチコンテンツを展示しているのですが、ありがたいことにクオリティについての評価を多数頂いています。
お話を伺って感じるのは、多くのお客様は「何を」という部分は持ち合わせているのですが、「どのように」という表現の部分での答えを探しているということです。技術的な興味もさることながら、お客様の持っている商材をより魅力的に見せるための表現方法についての関心が高く、簡単な説明だけでデモを楽しんで頂ける様子を見ると、国境を越えたコンテンツ作りの重要性を再認識させられます。
これは昨年のシーグラフでElectronic Theaterを見た際に感じたことでもあり、今ここに来て本当に良かったと実感しています。今回は実際に制作を担当しているデザイナーも同行しているのですが、わたしたちが感じているこの刺激を今後のアウトプットに何としても活かさねば、と息巻いています。
このエキサイティングな体験はあと2日続きます。
2005年8月2日 ロスにて
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