動画によるマーケティングの新しいかたち
映像・音声本部 本部長 竹島 慶動画は、Webマーケティングにおいて数あるコンテンツの中でも特殊な位置付けのものとして認識されてきました。しかし、スマートフォンやタブレットの普及と、SNSという新しいコミュニケーションプラットフォーム登場〜利用者の拡大に伴い、近い将来、その位置付けは大きく変わるでしょう。
デバイスの多様化によるインターネットの本格的な大衆化
スマートフォン・タブレット端末の出荷台数は、飛躍的に増加しています。必需品として定着しつつあるビジネスシーンばかりでなく、学生・主婦を含めた個としてのインターネット利用者数および利用シーンが増えていると言うことになります。実際、家族全員が一台ずつスマートフォンを所有しているご家庭も多いのではないでしょうか。
スマートフォン・タブレット端末には、PCとは違った特徴がいくつかあります。ひとつは画面が小さいという物理的な事項。もうひとつは、ユーザーの利用シーンの多くがプライベートタイムであり、隙間時間であることです。
よって、PC用コンテンツ(サイト)とは異なり、前者の特徴をカバーするために直観的な操作性を持つインターフェースを用意する必要があり、後者に対しては短い時間で効果的な訴求ができるよう、短尺で強い印象を与えられるコンテンツが求められます。
SNSの企業活用
Web系のニュースで見ない日は無い位、話題となっているSNS。YouTubeおよびSNS利用者数の増加は、スマートフォン・タブレット端末の出荷台数と比例しており、個と個のコミュニケーションの連鎖が加速度的に広がっているのが分かります。
私も実際に幾つかのSNSサービスを利用していますが、信頼できる友人や、共通の趣向を持った知人からの情報は、時にニュースよりも説得力があると実感しています。
今年は企業がSNSに大きく進出する年と言われていますが、言い換えれば、社会の中で企業が個とどのような形でコミュニケーションし、マーケティング活動を行なうのか、という事になると思います。
SNSのプラットフォームはほぼ固定ですので、企業ページを運用する際に求められるのは、やはりコンテンツという事になるでしょう。
求められるコンテンツマーケティング
これまで述べた通り、インターネットを取り巻く環境、マーケティング手法が大きな転換期を迎えている現在、Webにおけるコンテンツの提供方法も大きく変わっていくことになるでしょう。従来のような大きな括りのターゲットに、ありったけの情報をコンテンツとしてPCサイト上で提供するのではなく、多様なニーズを持つ個(或いはコミュニティ)に向けて、的確でタイムリーなコンテンツを、的確なプラットフォーム上で提供していくことが成功のカギとなりそうです。
今後、コンテンツに求められる条件としては、以下が挙げられると考えています。
- 高いSEO効果が期待できる
- より的確な方法でターゲットに情報をリーチ出来る
- 長文(テキスト)ではない
- 直観的に理解出来る
- 高い訴求効果を発揮する
これらの条件を満たすコンテンツとして、私たちは「ビデオ(動画)」に再注目し、これまで十数年に渡って培ってきたWebマーケティングと組み合わせて、「ビデオマーケティング」という手法を提案しています。
ビデオマーケティングの考え方については、Facebook、Google+に開設している当社のSNSページにてご紹介しています。
「ビデオマーケティング」ページ
私たちは、ビデオマーケティングによって企業の息遣いや感情をユーザーの心にお届けしてまいります。
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