ソーシャルメディア時代に最適な総合的コミュニケーションを
ソーシャルメディアマーケティングユニット 田口 公章検索エンジン時代からソーシャルメディア時代へ
この2~3年で、世の中は大きく変わりました。これまで主流だった「検索からの流入」の比率が減少し、ソーシャルメディアからの流入が増えています。すでにサイトによっては検索からの流入よりもソーシャルメディアからの流入の方が多くなっている、という報告もあります。
Webサイト運営者側は、これまでは利用者が知りたいキーワードを検索エンジンに入力し検索結果画面からサイトへ流入する、という動きに対応することが重要でしたが、これからは信頼できる友人知人との普段の交流を通じた情報交換と、その交流に後押しされる形での購買などの行動についても注意することが重要になっています。インターネット上では実現しにくかったコミュニケーションが、ソーシャルメディアの登場によってインターネット上でも実現可能になったということなのでしょう。より「ネット」と「リアル」の境目が無くなってきているのかもしれません。
コミュニケーション接点の多様化
ソーシャルメディアというと「拡散」「共有」という情報発信者視点での側面が強調されがちですが、利用者にとっては自分が欲しい情報に出会うための選択肢が増えている状況、かつ膨大な情報洪水に見舞われ常に取捨選択を迫られている状況だといえるでしょう。情報を発信し続け、なんとかして潜在顧客に届けたいWebサイト運営者側と、自分に必要な情報だけを選び出し、それを自分が欲しいタイミングで得たいインターネット利用者という構図が浮かびます。
今後検索からの流入がソーシャルメディアからの流入に全て置き換わってしまうことはないと思いますが、もはやこれまでと同じコミュニケーションやプロモーションの手法ではこれまでと同じ反応を得られなくなっています。これからはSEOに加えて、Facebook、Twitter、Google+、mixi、Blogなどといった多様なメディアでの会話やそれぞれの利用者像を把握し、それぞれの特長を理解した上での全方位戦略が重要になってきます。また、情報発信を行ないその反応をアクセスログ解析等でモニタリングするというPDCAサイクルに加え、リアルタイムの会話と反応への対応が必要になります。キャンペーンで話題を提供するといった短期的な視点だけではなく、会話を毎日続けることで関係性を築き上げてゆき、日々のコミュニケーションを通じて潜在顧客との関与を徐々に深めてゆく…という中長期的な視点も必要になってきます。
SMO(ソーシャルメディア最適化)という考え方
こうした変化に対応する手段として、当社は「SMOソリューション」の提供を開始しました。SMOとはSocial Media Optimization、ソーシャルメディア最適化という用語ですが、当社のSMOソリューションは自社サイトを中心に据えた集客モデルです。ソーシャルメディアは人と人をつなぎ、新しい価値を生み出す可能性を秘めています。一方通行の発信〜受信型のコミュニケーションではなく双方向で対話と交流をするための場所です。「SMOソリューション」は、ソーシャルメディアの特性の理解を助け、様々な施策を通じた「機会の最大化」を実現するソリューションです。必要な人に、必要な情報を届ける。必要な人に、必要な商材やソリューションとの出会いを届ける。その出会いの精度を高め、ひいては利用者と情報提供者との信頼関係の構築へつなげます。ソーシャルメディアの活用にお悩みの方は、ぜひご相談ください。私たちとともに、次世代のWeb活用の形を作ってゆきましょう。
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