数字力で支えるPDCAサイクル
第一事業部 データアナリシス部 アナリスト 荒木 克弘なぜWebサイトの運用で数字力が重要なのか?
アクセス解析や広告運用においてクライアント様と日々やりとりをさせていただく中で、自社サイトの問題点を具体的な数値に落とし込んで運用している方が少ないことに驚きます。
例えば、クライアント様はWebサイトを運営する上において今よりもサイトを良くしたい、効果を高めたいと考えていても、それを実現するために「問い合わせ数を増やす」「資料請求数を増やす」といった数値はチェックしているものの、最終的な目標以前に必要となる「サイトへの流入数」や「問い合わせフォームへの遷移数」といった数値を把握していなかったりします。Webサイト運営で必要になるのは、この因数分解した数値を定点観測することであると私は思っています。
社内の様々なステークホルダーと共通認識を持つためには「数字」で理解する必要があります。そして、問題点をサイトへの流入段階、流入した後のサイト内遷移など、ステージごとに落とし込み、その数値を日次、週次、月次と確認していくことで、より具体的な現状把握が可能となります。これによって、WebサイトのPDCAサイクルを回すことを、数字力で支えることができるようになります。
Google アナリティクスの導入設定およびデータに基づく改善提案(初回)の無償提供を開始
当社は2017年10月1日以降に新規構築ないしリニューアルをご発注いただくWebサイトを対象に、Google アナリティクスの導入設定の無償化を開始いたしました。クライアント様のGoogle アナリティクスにログインしてみると、取得すべきデータが欠損を起こしていたり、反対にアクセス除外すべきデータが計測対象になっていたりします。数字で理解するにしても、元となる数値がしっかりと計測できていなければ、データに基づく改善は実現しません。であれば、これまで有償で提供していたGA/GTM設定サービスを無償化してしっかりとデータ計測ができる状態を構築する事が先決なのではないかということで、無償化に踏み切りました。
また、しっかりデータが蓄積された状態で、サイト公開3カ月後のデータをもとに当社で簡易分析を行います。クライアント様のWebサイト運用に活かしていただければと考えております。
Web Designing 12月号の紹介
Webサイト運用に関する数字力についてご理解いただけましたでしょうか。
この度、Web Designing12月号の特集「Webビジネスを勝利に導く数字力!」にて、当社芳賀と共に取り上げていただきましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
特集では、Google アナリティクスをはじめとした解析ツールのどの数字をチェックすべきかや、定点観測する上で重要視する指標などを、グラフを通してわかりやすく解説しています。Webサイト運用における考え方が非常によくまとまった内容となっておりWeb担当者様がアクセス解析やリスティング広告を自社で行っている時に陥りがちな失敗例を事例形式でご紹介するといったスタイルで新任の担当者様にとって少しはお役に立てる内容になっているのではないかと思います。
以下のサイトで購入できます。
一緒にアナリストとして「数字力」でお客様のビジネスをサポートする人、募集中!
最後に、ミツエーリンクスではデータアナリストを募集しております。
経験者の方から未経験者の方まで募集しておりますので、データ解析や広告運用にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
社内見学なども行っておりますので、【ミツエーリンクスってどんな会社?】という気軽な気持ちでご連絡頂けると嬉しく思います。
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