「うぇぶなう!Vol.3 Web業界の最前線×プロが見る世界」開催レポート
2020年10月28日(水)、オンラインにて「うぇぶなう!Vol.3:Web業界の最前線×プロが見る世界」が開催されました。
本イベントは、Web業界の魅力やおもしろさ、やりがいなどを学生に伝え、将来Web業界での活躍を志望する学生のかたを増やしたい、また広くWeb業界の魅力を伝えたいと考え、ECCコンピュータ専門学校、神戸電子専門学校、日本電子専門学校の教職員のみなさまと企画したものです。開催にあたり、株式会社五箱様、株式会社リーディングソリューション様、フェンリル株式会社様、ヤフー株式会社様にもご協力をいただき、この度の開催が実現しました。
今年で3度目の開催となる今回は、Zoomを活用してオンラインで開催したことにより、大阪府や兵庫県など本社のある東京から離れた地域の学校からもご参加いただくことができました。総勢約130名の学生のみなさまに向けて「Web業界の最前線×プロが見る世界」をテーマとし、第一線で活躍する各分野のプロフェッショナルの目線からWeb業界を語っていただき、実情を深く知ってもらうための2時間半となりました。
過去には、以下のテーマで開催しています。こちらもぜひご参照ください。
「うぇぶなう!~Web業界の最前線×本音トーク~」開催レポート
「うぇぶなう!Vol.2 Web業界の最前線×就職に向けて」開催レポート
プロが語る!Web業界の未来とその魅力
第1部では、各企業の代表がWeb業界に入ったきっかけや現在の仕事内容、業界の今後の展望などについてプレゼンテーション形式で紹介しました。当社からは、10年以上Webデザイナーとして活躍しているアートディレクターの遠藤が登壇。いろいろな仕事がある中で「なぜ、ずっとWebデザイナーを続けているのか」をテーマに、Webデザイナーを目指したきっかけやデザインのおもしろさを語りました。
遠藤は学生時代、自作のWebサイト上で、離れた友人とつながれるおもしろさに気づき、Web業界に引き込まれたそう。入社してから現在まで、Webデザイナーとして働いており「Web業界は日々変わるデザイントレンドや環境、お客様との関係が常に新鮮で、毎日学ぶことがある」とWebの世界の魅力を伝えました。自分が成長した分、多くの人の役に立てることがデザイナーとしての醍醐味だと語り「だれかの毎日にプラスになるものや体験をこれからも作っていきたい」と最後に締めくくりました。
グループに分かれてオンライン座談会を開催
第2部では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用し、各社のパネラー2名と学生20名前後のグループに分かれて、座談会を開催。学生のみなさまが手元に用意したフリップに講師への質問を記入し、講師がその質問の中から関心の高そうなものをピックアップして回答する形式で進行しました。終始メモをとったり、大きくうなずくなど真剣な様子がオンライン上でもひしひしと伝わり、Web業界への関心の高さが伺えました。
当社からは、パネラーとして取締役(CTO)の木達と第1部に引き続き遠藤が参加しました。以下、当社パネラーの回答の一部を紹介します。
- Q:学生のうちにしておいたほうがよいことはありますか。
-
A:今のうちに、Webの基礎をしっかりと学んでおくとよいでしょう。就職後は、新しい環境になり、学ばなければならないことが多くあります。そのため「Webがどういう風にできているか」など基本的な知識は入社前につけておくと、のちに役立つと思います。(木達)
- Q:仕事のモチベーションの保ち方は何ですか。
-
A:モチベーションの保ち方のコツは、どんな仕事にもおもしろい部分があると信じて諦めないことです。「仕事」というと、どうしても義務的に感じてしまうことがあると思います。ですがどんな仕事にも、おもしろいと感じる部分が必ずあります。そのおもしろい部分を見つけて、追求していくことで、仕事が楽しく感じられたり、また次のおもしろさに気づくことができます。それが結果として、仕事のやりがいやモチベーションにつながると思います。(木達)
- Q:アイデアが出なくなった際にすることはありますか。
-
A:その作業を一度やめてみます。いったん距離をとってみることで、ふとした瞬間にアイデアが出てくることがあります。また、チームの仲間に相談してみることで、仲間からアドバイスをもらえたり、だれかに話すことで整理ができ、アイデアが浮かんでくることがあります。(遠藤)
今回も、イベントの司会はWeb業界に内定が決まっている各校の2年生のかたが務めました。司会あいさつの中で、「去年の本イベントをきっかけに将来について意欲的に考えるようになり、Web業界を目指した」と話していたことがとても印象的でした。今回のイベントを通じて1人でも多くの学生のみなさまに、Web業界の魅力を理解し、また働きたいと思っていただけたら幸いです。