日産トレーデイング様 コーポレートサイトリニューアル
- ※ 2023年3月に取得した画面データです。
日産グループの商社として世界中で事業を展開し、自動車や自動車部品、鉄鋼、化学品、機械などの輸出入・販売を主事業としている日産トレーデイング株式会社様(以下、日産トレーデイング様)。その日産トレーデイング様から事業の認知度向上・訴求力向上を目的とした、コーポレートサイトのリニューアルをご相談いただきました。ミツエーリンクスは、ご提案・システム構築・デザイン・実装・運用を担当いたしました。
課題と効果
制作前のおもな課題
企業認知度の向上
企業の目指す姿や事業内容とサービスの強みを、よりお客さまに訴求できるWebサイトにしたい
社員の魅力・強みの訴求
実際に働く社員の魅力や強みが、お客さまに訴求できるWebサイトにしたい
レスポンシブ対応
多様なデバイスで閲覧できるよう、レスポンシブ化したい
制作後の効果
会社の魅力が伝わるサイトの実現
サイト内のコンテンツにつながりを持たせ、メッセージの訴求力を向上
問い合わせ件数の増加
フォームの設置・最適化で、問い合わせ件数が増加
新たなCMS導入で、ページ制作・問い合わせ管理が効率化
CMSの導入により、日々の運用しやすさが向上
お客さまの声
- お話を伺った方
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- グローバルビジネスプロモーションオフィス 部長 平林 譲二 様
- グローバル自動車事業本部 マーケティング&セールスグループ 主担 木下 洋介 様
- コーポレート経営管理本部 総務グループ 主担 鎌田 直佳 様
認知度向上のため、付加価値や魅力を伝えられるWebサイトを作りたい
どのような経緯で、サイトリニューアルを検討されたのでしょうか?
日産トレーデイングでは、中期経営計画の1つの柱として、企業の目指す姿や事業内容、サービスの強みの認知度向上を掲げ、各事業部からメンバーを集めてタスクチームを作り、さまざまな活動に取り組んでいました。その中で、当社のコーポレートサイトの発信力が弱い、という話が持ち上がったのです。
旧サイトの開設は約10年前で、それ以降は大きな改修をしていませんでした。画像や動きが少なく、全体的にテキストが多めで、こちらが意図しない印象をお客さまに与えてしまう懸念がありました。構造的にも4つの主事業のページが独立し、単独の事業部を紹介するだけのサイトとなっていて、複数のページを行き来する導線がなく、バリューチェーンの中で各事業をお客さまに紹介することができていませんでした。
また、商社である当社の強みの1つは「人」にあります。しかし、実際に日産トレーデイングで働いている人の姿が見えないサイトだったため、どこか現実味がなく表面的な印象がありました。さらに、近年はスマートフォンやタブレットなど、デバイスの多様化が進んでいますが、そういったデバイスでの閲覧に対応していなかったのです。
そこで、中期経営計画にある認知度向上のため、当社の付加価値や魅力を伝えられるような、生き生きとしたWebサイトを新しく構築することを決めました。Webサイトをリニューアルすることで、あらゆるデバイスに対応するのはもちろんのこと、日産トレーデイングの社員が持っている問題解決スキルや幅広いノウハウをアピールし、当社の魅力を伝えていけるようなコンテンツを用意したいと考えました。
パートナーはどのように選定されたのでしょうか?
はじめはインターネットでWeb制作会社を検索したのですが、本当にたくさんの候補が挙がりました。各社それぞれの強みを比較検討しつつ、RFPを作成して数社に提案を依頼し、各社のプレゼンテーションを受けました。そして、自分たちでいくつかの評価基準を設けて、各社の提案を比較検討したところ、提案力、デザイン、運用のサポート、営業対応の熱意などで、ミツエーリンクスへの社内評価は総合的に高く、好評でした。当社の事業や課題、実現したいことを深く理解し、共感していただいたことが伝わるプレゼンテーションだったと思います。Webサイトの実績ページに掲載されていた企業のサイトを拝見し、日産トレーデイングの雰囲気に合うかどうかを確認しました。
そして、最終的にミツエーリンクスを選定した決め手となったのは、制作対応に対する真摯さと、充実したサポート体制です。Webサイトを制作したらそこで終わりではなく、リニューアル後も長期間にわたって取引するパートナーとして、適切かどうかを念頭に検討したところ、デザインを含めたあらゆる工程を内製化している体制に安心感を覚えました。
会社の想いやアイデンティティを、お客さまに伝えられるようになった
制作プロジェクトは、どのように進められたのでしょうか?
各事業部からメンバーを選出し、事業部横断の全社プロジェクトとして取り組みを開始しました。掲載する各コンテンツは分科会方式で進め、デザインやコンセプトなどを検討する際は、プロジェクトメンバーに加えて若手従業員の視点や意見をヒアリングしながら、新たな発想やアイデアを取り入れました。
今回、提案があったデザインコンセプト「想いと風格」は、日産トレーデイングの社風にマッチしていました。そのコンセプトが表現できるよう、Webサイトの見え方には特にこだわりました。同じテキストでも、デザインの見せ方で伝わり方がまったく異なります。生き生きとしたサイトを印象付けるため、ページの動きにもこだわりました。アニメーションの使用や、トップ画面のスライド写真とテキストの表示時間など、ミツエーリンクスからのアイデアや知見を参考にしながら進めました。
ミツエーリンクスは、日産トレーデイングのことを深く理解した上で、課題に対する適切な策をイメージに近いかたちで提案し、私たちの考えや想いをしっかりと視覚化・言語化してくれました。当社の意見や難しいリクエストにもとことん向き合っていただき、依頼に対する対応もスピーディーで信頼感がありました。
サイトリニューアルによって、どのような効果が得られましたか?
2022年6月に公開した新しいWebサイトにより、リニューアルの目的である「認知度向上」のための土台作りができました。日産トレーデイングの想いやアイデンティティなど、お客さまに伝えたいことが、しっかりと伝わるようになったと思います。これは大きな効果です。サイト内にあるコンテンツのつながりの中で、会社の紹介から事業のページに飛ぶことができ、そこから別の事業に関わったプロジェクトへ行けたり、お客さまがWebサイトの複数ページを行き来したりできる導線を設置できました。
問い合わせに関しては、これまでは電話番号の表示だけでしたが、今回はフォームを設置したことで、問い合わせ数が増加傾向にあります。お客さまからの声を拾いやすくなった、といえるでしょう。また、このお問い合わせフォームの管理や、お知らせや活動を掲載するニュースの投稿が、新たにCMSを導入したことで、内製で実施できるようになり、日々の運用がタイムリーかつ容易になりました。さらに、レスポンシブデザインにしたことで、モバイル端末からもスムーズに閲覧可能になったことも、大きな効果だと思います。
プロジェクト紹介ページでフォーカスした社員が、取引先で「ページを見ましたよ、いろいろな仕事をしているのですね」と声をかけられ、とてもうれしかった、という感想を聞いています。これは、顔が見える会社というWebサイトの目標を、達成できた証しだと思います。日産トレーデイングの上層部からも「日産トレーデイングが目指すものを、コンテンツにして明確に打ち出したのは、非常に良かった」という意見が複数ありました。
今後のWebサイトに関する展望を教えていただけますか?
今後はアクセス数を、いかに増やしていくかを考えていきたいです。例えば、ニュースやトピックスを拡充することで、特定キーワードにおける検索順位が上昇するでしょう。そうしたページを増やして、よりアクセス増加に貢献したいと考えています。
また、Webサイトのトレンドを、可能な限り取り入れていきたいです。現状とはまったく異なるコンテンツや動画コンテンツなど、情報交換しながら、ブラッシュアップしていきたい。ミツエーリンクスは動画制作が得意だと聞きましたので、当社が動画に挑戦する際には、ぜひ一緒に取り組んでいきたいです。
Webサイトの関連技術は、数年でどんどん変わっていきます。特にコンテンツは短寿命です。世の中のトレンド、最先端を見られているミツエーリンクスには、「そろそろこのページに問題ありませんか? この技術は古くなっていますよ」など、どんどん指摘していただきたい。これからもトレンドや、目的に合った改善など、ミツエーリンクスのアドバイスや提案に期待しています。
お客さま情報
100年に1度といわれる自動車産業の大変革期において、モノづくりを支えるビジネスからCASE・MaaS、カーボンニュートラルに対応した新たな領域へとビジネスモデルをシフトしている日産トレーデイング様。常に新しい価値をお客さまに提供するため、全社一丸となって取り組んでいます。
- お客さま名
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日産トレーデイング株式会社
- ※ ページ上の各種情報は2023年3月時点のものです。
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